床暖房って他の暖房器具と、どう違うの? 2/2 ~ 床暖房への道 その4 ~
「床暖房を販売しています」と自己紹介すると、「夏は何を売っているんですか?」とよく聞かれます。
「暖房器具」と聞くと、「冬用品」とのイメージからそのような質問をされるかと思いますが、「住宅って、夏でも建てられていますよね?」と尋ねると、納得して頂けます。
私は長野県に移住する前は、愛知県に住んでいました。
私は実家の建て直しのため、1999年の冬頃から住宅展示場を廻り「どんな家を建てようか?」とイメージを膨らませていました。
当時、私は「あんみつガラス」という、複層(ペア)ガラスの営業をしていました。
ある住宅メーカーのショールームを訪ねると、窓ガラスが普通の一枚ガラスでした。私は営業の方に「ペアガラスじゃないんですね」と訪ねると、「この辺り(愛知県)は暖かいから、必要ないですよ」と答えられました。
翌2000年の年頭に、また同じ住宅メーカーのショールームを訪ねると、なんと!!窓が、ペアガラス仕様に変更されていました!!
営業の方にもう一度お話を聞くと、さも当たり前かのように「今の住宅は、ペアガラスが当たり前ですよ」と答えられました。
それから四半世紀が過ぎ、今では当たり前のように一般住宅では複層(ペア)ガラスが使用されています。
しかしながら、よほど詳しい方でない限り、複層(ペア)ガラスには複数の種類(グレード)があり、その種類によって断熱性能が全然違うということを理解していらっしゃらないのです。
「床暖房って必要ですか?」
住宅メーカーの方、工務店さん、設計士さんは何と答えられるのでしょうか?
明確な理由まで答えてくださるの方は、いらっしゃるでしょうか?
住宅を立てる時、私たちはたくさん選択することがあります。
部屋の間取りから始まり、玄関のデザイン、キッチンの種類、トイレ、洗面台、お風呂、それから壁紙の色、床材の種類や色、などなど...
決めても、決めても、次から決めなければならない事が、たくさん出てきます。
そんな中で、つい忘れがちになってしまうのは「いかに住みやすい環境の家を建てるか?」ということではないでしょうか?
住みやすい環境の家...。それを考えるのが私の仕事です。


