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折山旭プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

私をつけて表現する

折山旭

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テーマ:幸せの提案



同じ内容のことを伝えているはずなのに、相手に届くときと、そうでないときがあります。

相手に届くメッセージ。
その手がかりは、「私」にあります。

人はとかく、「あなたは○○です」と伝えがちです。

例えば、
「何で言ってくれなかったの?ちゃんと報告してくれるかな」

「(あなた)ちゃんと報告してください」
というメッセージになっています。
「あなたは○○です」と押しつけられているように受け取ると、人は不自由を感じて息苦しくなってしまいます。

そこで、あなたの考えや気持ちを相手に伝えるときに、「私」をつけてみましょう。
例えば、
「話してくれてありがとう。早めに報告してもらえると安心できるよ」

「早めに報告してもらえると、(私は)安心です」
というメッセージになります。

これがプライベートなら、
「朝、ゴミを出しておいてくれる?」
に「私」をつけて表現すると
「朝、ゴミを出しておいてくれると、(私は)とても助かるよ」
となります。

「私は○○と思います」
「私は○○と感じました」
などを基本にして考えや気持ちを伝えるようにすると、受け止め方の違いによるお互いのストレスを軽減することができます。

相手に届くように、受け取ってもらえるように、「私」をつけて自分の考えや気持ちを表現してみましょう。

「『私』をつけると、どんなメッセージになりますか?」

ライフキャリアカウンセラー
折山 旭

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折山旭
専門家

折山旭(公認心理師)

信州ライフキャリア研究所

カウンセリング・キャリアコンサルティング・コーチング・人事労務コンサルティングの4つの「C」で、ライフキャリアとコミュニケーションの開発を通じて、働く人と組織の問題解決・課題達成をサポート。

折山旭プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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