「期待する」のではなく「信じる」ことが大切な理由

仕事でもプライベートでも、相手と気持ちが通ったコミュニケーションが大切です。

ただ、それはなかなか難しいことでもあります。
なぜなら、人は気持ちのある感情の生き物だからです。

人との関わりの中で注意したいことの一つが、相手に「期待する」ことです。

期待とは、自分が相手に対して、それをすることをあてにしたり、そうなることを心待ちにすることです。
期待することにより、それに応えようと相手が頑張ることで、結果としてその人の成長につながることもあります。
しかし、相手が自分の思うようにならなかったときに、人はガッカリしたり、裏切られたと感じるものです。
そして、それは相手がそう願ったことではなく、自分が勝手に相手をあてにしていることにすぎません。

本当に大切なことは、相手を「信じる」ことです。

信じるとは、愛情を持って接すること。
その人が成功しても、たとえ上手くいかないことがあったとしても、相手を信じること。

愛情を持って接することができると、より良い関係を築くことができ、相手も安心して自分らしく取り組むことで、その人の成長にもつながります。

相手にしてしまっている期待を手放し、信じることに意識を向けてみましょう。

「相手にしている、自分の期待は何ですか？」

ライフキャリアカウンセラー
折山　旭