思いを受け取る
【ライフキャリアコーチング】
先日、個人セッションのあとに、クライエントさんから「当たり前になっていて、自分に与えられている環境を大切にするという感覚がなかったことに気付いた」との感想をいただきました。
最初は覚えるまでに苦労した仕事も、だんだんに慣れて面白さもわかってきますが、慣れすぎてしまうと、いつのまにか当たり前になってしまい、目的・目標を見失ってしまうことがあります。
一日の仕事を始める前に、今日のやることを確認すると思います。
そのときに一緒に、自分の仕事のその先に何があるのかを意識することができると、仕事の質が上がり、達成感や充実感にもつながります。
●電話の向こうの相手に、どんな表情になってもらいたいか。
●頼まれていた資料を作ったら、相手にどう役立ててもらいたいか。
●客先に訪問するのは、今日は何のために行くのか。
●会議や打ち合わせをすることで、メンバーはどう行動できそうか。
当たり前に感じられる日々の仕事も一つとしてまったく同じはありませんし、成果がわかりにくい仕事だったとしても必ず何かに役立っています。
ぜひ、目の前の仕事のその先に何があるのか、自分の行動の目的を意識してみましょう。
「自分の仕事のその先には、何がありますか?」
ライフキャリアカウンセラー
折山 旭