気取らないパートナー関係を築く方法

【ライフキャリアコーチング】

「ケンカするほど仲が良い」といいますが、ケンカにも良いケンカと、してはいけないケンカがあります。
それは「雨降って地固まる」ケンカと、「覆水盆に返らず」のケンカの違いです。

できればケンカはしたくはありませんが、「雨降って地固まる」ケンカは、お互いの考えや気持ち、リクエストなどを確認して、いい意味で気を使わなくても良い、遠慮のない関係性を築くために必要なプロセスといえます。

パートナー関係は、家族関係とは違って、血のつながりのない、価値観も違う他人同士が共に過ごすわけですので、楽しいこともあれば、当然楽しくないこともあるからです。

「妻から（夫から）いつまでも尊敬される人でいなくては」という気持ちも大切ですが、それだけの状態が続くことはお互いに息苦しさを感じてしまいます。
演じている自分を好きと言ってもらえることと、ありのままの自分を好きと言ってもらえることには、大きな違いがありますし、やっぱり後者の方が嬉しいですよね。

日頃から本音で伝えあうことも、実はなかなか難しいものです。
不必要にケンカを売る必要はありませんが、やむを得ずケンカになってしまったときには、気を使わなくても良い、遠慮のない関係性を築くために必要なプロセスと受け止めて、お互いの考えや気持ち、リクエストなどを確認し合うための絶好の機会にしてみてはいかがでしょうか。

「認めてあげたい、相手が大切にしていることは何ですか？」

ライフキャリアカウンセラー　折山　旭