他者は自分の鏡
【ライフキャリアコーチング】
一期一会(いちごいちえ)の言葉は、実際に使われていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
一生に一度だけの機会・出会いを大切にする意味で、一般的には使われていると思います。
もともとは、茶道に由来する言葉です。
この先にいくつもの茶会を開く機会があったとしても、この茶会とまったく同じ茶会というものは二度とはありません。
ですから、いつもこの茶会は人生で一度きりのものであることを心にとどめて、目の前の相手に対して今できる精一杯の誠意を尽くすことを意識して、自分を戒めてから茶会に臨みます。
仕事であれば上司・部下・同僚・お客様・取引先様・地域の皆様など、プライベートでもパートナーを始め家族・親戚・友人・知人・先輩・後輩・ご近所さん・PTA・サークルメンバーなど、私たちは日頃から多くの方とかかわりながら暮らしています。
毎日顔を合わせていると一期一会の心得を考える機会はなかなかありませんが、例えお馴染みの顔ぶれ、いつもと同じメンバーだったとしても、それでも「今日と同じ」ということはないのです。
ご縁があって共に過ごすこの時間は、お互いの人生の一部である命の時間を共有しています。
一期一会を意識することで、目の前の相手を大切にするために、今できる精一杯でできることで誠意を尽くすことを心がけたいものですね!!
「目の前の相手から、何を学ぶことができますか?」
ライフキャリアカウンセラー 折山 旭