失敗をポジティブに受け止めるためのコツ
【ライフキャリアコーチング】
カウンセリングの世界では、「過去と他人は変えられない」ということをいいます。
変えられないものの代表例:「過去」「他人」
変えることができるとしたら:「自分」「未来」
「過去と他人は変えられないけれど、自分を変えることはできるし、『今』『ここ』を大切に未来を動かしていくこともできる」ということです。
過去の積み重ねの上に今があるなら、未来は「今」「ここ」の積み重ねです。
未来に向かって「続ける」ことができることが、何かをなしとげたいと思ったときに、まず必要不可欠なスキルといえるのではないでしょうか。
キャリア理論のクルンボルツ先生も、プランド・ハプンスタンス・セオリー(計画された偶発性の理論)の中で、「偶然の出来事」を「プランド・ハプンスタンス(計画された偶然)」に変えるためのスキルの一つに「持続性( 失敗に屈せず、努力し続けること)」をあげています。
大変なときに「わきに置いておく」ことはあったとしても、あきらめずに自分から手放したりしなければ、きっとなしとげることができると信じています。
続けることは、「未来の自分に襷(たすき)をつなげる」ことです。
「今」「ここ」からを大切に、がんばって続けていきましょうね。
「今目指していることが実現できたら、どんな気持ちを味わうことができますか?」
「そのために、今ここから大切にしたいことは何ですか?」
ライフキャリアカウンセラー 折山 旭