失敗をポジティブに受け止めるためのコツ
【ライフキャリアコーチング】
日々の中で当たり前になってしまっていることが、波風が立ったり、損なわれたりすることで、初めて大切なモノやコトだったと気付くことがあります。
朝起きて、着替えて、朝食を食べて、仕事をして、買物して、夕食を食べて、家族と団らんして、お風呂に入って、布団に入る。
何気ない日常かもしれませんが、実はどれも無条件にあって当然なことなど一つもなく、平穏無事に過ごせることの方が難しいように思います。
あって当たり前、やってくれて当たり前なことなど何一つなく、日々の努力で成し遂げたこともあれば、家族や仲間や大切な人に支えられて成立していることもたくさんあります。
身の回りの「当たり前」になっている日常を、「有ることが難しいこと」として受け止めると、自分の内側に感謝の気持ちが湧きあがってくるのを感じることができます。
今日も目が覚めて健康に活動できる、自分にありがとう。
いつもそばにいてくれる、家族にありがとう。
一緒に汗を流して働き、苦楽を分かち合うことができる、仲間にありがとう。
順調なときも、そうでないときも、心から応援してくれる、友達にありがとう。
安心して暮らすことができる、社会にありがとう。
口に出して伝えることが気恥ずかしく感じられることもありますが、いつも感謝の気持ちを大切に、大切な人にこそ「有り難う(ありがとう)」を伝えられたらいいですね。
「感謝の気持ちを誰に届けたいですか?」
ライフキャリアカウンセラー 折山 旭