話し上手か？それとも、もの知りで寡黙か？

夜ごと、功成り名を遂げた男たちの憩いの
場となる高級クラブ。

50年以上彼らと接し続ける、銀座老舗
クラブのママが語る。

根拠のない自信を持っている男性の方が
成功すると。

さらに続けて、ママは言う。

男性を見極めるには、やっぱり第一印象。

これはものすごく重要。

おしゃれかどうか、姿勢、目線、笑顔。

それからどんな靴下をはいているか？

どんなバッグを持っているか？

お店にパッと入ってこられたときに
見せる笑顔でその人の人柄がわかると。

笑い方にもいろいろありますが、

ムスッとした中にも笑いがある人、

ニッとした笑いを見せる人、

その笑いの雰囲気で、その人の品格や
やる気満々かどうかもわかるという。

では、その中で忘れられない話上手な
男たちとは？

「良いしゃべり」な人は、ユーモアが
あってジョークがわかる人が多い。

その点、ハワイでの海難事故発生時に
ゴルフのプレーを続けたと批判された
元首相。

彼は、世間ではいろいろ言われますが、
言葉のキャッチボールがとても上手。

明るくて楽しい「良いしゃべり」のお手本。
周囲はいつも笑いが絶えません。

それとは逆に「悪いしゃべり」もある。

それは、他人の悪口を言う人。

また、聞かれてもいないのに「自分」を
語る人。

またモテる男性は、自信がある顔をしてる
と言う。

自信過剰は、どちらかというと否定的に
取られることが多いですが、私は過剰でも
いいし、ホラ吹きは大物になると思って
いるとママは言う。

例えホラであっても、自信満々に吹いて、
それに向かって邁進するエネルギー。

そんな根拠のない自信を持っている男性の
方が成功しているという。

また、そうやって成功している人には、
寡黙である人も多いという。

もちろん中身がないとダメですが・・・・。

もの知りで寡黙な人は本当に魅力があると
いう。

作家の故渡辺淳一さんは寡黙でおとなしかった
いう。

それでも、ぽつりとしゃべる言葉が耳に入って
くるという。

ある時「ママは鈍感だね。鈍感も才能のうち」
と言われたそうだ。

それが、今でも脳裏に焼き付いているという。

「ママが一番キレイだよ」って、饒舌な人に
言われるよりもそれが嬉しかったという。

時々ふわりとそういう“本当のこと”をおっしゃ
るんですよねと。

どんなに成功している男性でも、苦しいことが
あったからこそ成功している。

敏感だったらストレスがたまって精神的に
参ってしまう。

だとすれば、確かに鈍感であることは才能とも
言えるのかもしれません。

あなたは言葉のキャッチボールの上手な人か？

それとも、もの知りで寡黙な人のどちらを
目指しますか？