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言葉の力を侮ってはならない

内布誠

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テーマ:人材育成

元気

言葉は「言霊」があると言われます。

毎日の生活の中で浴びる幾千もの言葉のシャワー。

プラスの言葉多ければ、ポジティブな気分に傾き
元気になる。

逆に、マイナスの言葉多ければ、ネガティブな
気分に傾き元気をなくします。

プラスの言葉には正のエネルギー宿り、マイナスの
言葉には負のエネルギーが宿っています。

であれば、この言葉(言霊=エネルギー)をプラス
の方向に上手に活用すれば元気になれるということ
です。

では、そのための3つの方法を紹介したい。

1.言葉を遠くまで飛ばす

2.感情を言葉にして、書き出す、外に出す

3.プラスの言葉を感情を込めて100回言う

それぞれを具体的に見ていきましょう。

1.言葉を遠くまで飛ばす

→大声大会じゃあるまいし、言葉を遠くまで
大声で飛ばすということではありません。

たとえば、いつもマイナスことばかり言って
いたら、周囲の人も気が滅入って、不安に
なりかねません。

やはり、周囲の人もマイナスな言葉よりも
前向きなプラスの言葉が聞きたいものです。

そして、せっかくプラスの言葉を使うのなら
遠くまで(できるだけ広い範囲に)飛ばすと
いう「意識」が必要です。

つまり、例えば会社で言えば、社員の一人
一人に響き渡らせるということです。

その意識を持って言葉を発しようということ
です。

その時、もう一つ大切なことがあります。

その瞬間使う言葉に角度(エッジ)をつけると
いうことです。

言葉には感情が伴います。

たとえ理屈が通っていても(正論でも)淡々と
話していたら相手には伝わりません。

言葉に角度をつけるとは、感情(角度)を乗せる
ということです。

情熱(熱)のこもった言葉は伝わります。

つまり感情(思い)を込めるということです。

例えば、「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」など。

感情を伴う上向き角度の言葉を使うということです。

2.感情を言葉にして、書き出す、外に出す

→ ストレスに悩まされる人は結構多いものです。
しかし、ストレス=悪ではありません。

適度なストレスはむしろ必要です。

問題はストレスをうまく発散できず、ため込んで
しまうことです。

例えば、子どもはおもちゃを取り合ってケンカして
泣いていても、ものの数分もすると手をつないで
仲良くなっています。

子供は感情を上手に成仏させる天才です。

しかし、大人は子供のように感情をストレートに
出すことは正直難しい。

感情をストレートに出すことができなければ、
それを放出する方法は別にあります

・誰かに話してみること

・ありのままに叫ぶこと

・書き出すこと

どれも効果があります。

特にお勧めしたいのは、書き出すことです。

頭の中にある「もやもや」をそのままにして
おくと(観)念(感情+記憶)となって、
深層心理の深いところに隠れてしまいます。

そうならないためにも、大切なのは、それを
手放すことです。

つまり感情を手放す(成仏させる)ためにも
言葉にして書き出すのが有効なのです。

そういった意味では、体裁にこだわらない日記
として書き出すというのも良い方法です。

それは癒やし効果も期待できそうです。

3.プラスの言葉に感情を込めて100回言う

→意外にこの方法はシンプルかつ効果的です。
しかも、脳のクセをうまく利用しています。

実際、私達の脳はよく騙されます。

例えば、トリックアートや手品、催眠術etc。

しかもこれは、コツさえ掴めば誰にでもできる
ものです。

騙されたと思って笑いながら「楽しくなってきた」
と100回言ってみてください。

不思議と楽しい気分になってくるんです、これが。

脳科学的にも、楽しいから笑うんじゃなくて
笑うから楽しくなると一緒です。

逆に「つまらない」と100回言えば、本当に
つまらなくなりますから。

「元気がないな」と感じたときは是非ためして
みてくださいね

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内布誠
専門家

内布誠(社会保険労務士)

ウチヌノ人事戦略事務所

特定社会保険労務士としての専門知識をもちつつ、会社の活性化と経営者・社員磨きのための研修を開催中。ワクワクする職場環境を目指して、全力でお手伝いいたします!

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