無から生じ、無心に生きて、無に帰る
「人間にとって、睡眠はとても大切だ」
ということに異論を唱える人は少ない
と思う。
睡眠中は、体はとてもリラックスし、
明日への活力のために休養を取って
いるわけですよね。
では、同様に「人間にとって、退屈は、
とても大切である」と言ったらどう
でしょうか」?
きっと「はあ?退屈なんてダメだろう」
と感じしまう人が多いのでは?
退屈を定義すると、何もすることが
ないが、特に問題もないということ
ですよね。
実は、この“退屈”こそが、精神が最も
リラックスできる貴重な一時なんです
よね。
脳は、退屈な時間を利用し、情報を
整理し、創造性を活性化しています
だから、良いアイディアが閃く時って、
だいたい、ボ〜ッとしている時が多く
ないでしょうか?
ですから、所在なさげなときに
スマホなんかで暇つぶしをするなんて、
非常にもったいないわけです。
何もすることがない時は、バッと座って
みることをオススメします。
「座る」というのは、形にこだわる必要は
ありませんが、座禅や瞑想のことです。
つまり、積極的に退屈を利用して脳を
休ませましょうということです。