「悪い報告」をするときは、「早く・事実・解決策」を意識せよ!!
人気焼き鳥店で・・・
先日とても人気の焼き鳥屋へ行ったときの
ことです。
最近は、外国人の店員さんも多いですが、
日本人で中高齢者の方をみかけるのも
珍しくなくなりました。
特にサービス業と保安業では高いのでは
ないでしょうか。
実際、最近コンビニ等のサービス業で
中高齢の方を多く見かけるようになり
ました。
ところで、話を元に戻すとその店に
20代後半から30代前半の若い店長
らしき人がいました。
テキパキとカウンター内やフロアーに
対して的確に指示を出しているのが
見てとれました。
「俺、仕事出来るぜオーラ」が全開
状態です。
そこに私と同年代(50歳後半から60歳
前半)くらいの人が働いていました。
よく観察すると端からみててもどうにも
要領を得ないような仕事ぶりでした。
要は、モタモタ感満載です。
それを横目にあきらかに若い店長が
イライラしているのが、カウンターに
座っていた私にもひしひしと伝わって
きました。
その時、事件が起こった
どうやら注文間違いが起こったようです。
団体さんからの注文が通っていなかった
ようなのです。
怒り心頭の若い店長は、その年上店員の
間違いと言わんばかりに叱り飛ばし始め
たのです。
正直、見てて本当に気の毒なぐらいに。
もちろん、仕事上は店長が立場は上です。
だから仕方ないと言えばそうなんでしょう
が、それにしても・・・・。
なぜかその彼が執拗に怒られるのをみて
いるとまるで自分が怒られているような
気まずくも辛い気分になりました。
彼のミスだとはいえ誰しも間違えることは
あるわけで、もうちょっと敬意を払っても
いいんじゃないかなって感じたのです。
しかも、よく聞いているとその店員さん
ばかりが悪かったわけでもないようでした。
どうやらフロアー内とフロアー側の連携
(オペレーション)に問題があったよう
でした。
それを見て、自分も少しドキッとしました。
なぜならその光景が、私が、その店長と
同年代の頃、同じ会社の中高齢の先輩に
敬意を払わず接していた自分の姿と
重なったからです。
そんな態度を第三者の前でとって
しまうことで、いかに周りを不快に
させていたかと思うといまさらながら
反省しきりです。
リーダーは、他者に敬意を払える人
そもそも、リーダーたるもの仕事に
厳しいのは当然だとしても同時に
メンバーに対する特に年配者には
敬意を払うような気づきかいも必要だ
と感じた次第です。
気づきや学びはセミナーや本の中だけに
あるんじゃないですよね。
こんな日常の何気ない場面の中にも
あるものなんですよね。