筏(いかだ)の説法と小さいな会社の経営理念(社長の思い)の伝え方
政府、産休制度の父親版創設へ
政府は、男性の育児参加を促すために妻の出産直後の夫を対象とした新たな
休業制度を創設する方針を固めた。
育児休業よりも手厚い給付金
現在は、母親にしか取得が認められていない産休制度の父親版と言える措置で、
育児休業よりも休業中の給付金を手厚くする。
その措置によって、家計の収入減を抑えることも検討している。
来年の通常国会に育児・介護休業法などの改正案を提出
政府は秋から制度設計に着手し、政府は、来年の通常国会に育児・介護休業法
などの改正案を提出する方針。
母親の産後うつを防ぐ効果などを期待
現在の産休制度は母親のみが対象である。
原則、出産予定日の6週間前から取得する産前休業と、出産後8週間の産後休業がある。
導入を予定するのは、父親を対象とした産後休業にあたる制度だ。
出産直後で身体的・精神的な負担が大きい妻を夫がサポートする機会になり、
母親の産後うつを防ぐ効果なども期待されている。
労働政策審議会に諮り、休業期間の設定など具体的な制度設計へ
政府は9月にも、厚生労働相の諮問機関である労働政策審議会に諮り、休業期間の
設定など具体的な制度設計に入る。
男性の育休取得が進まない背景には、家計収入が減ることへの不安の声も多い。
そのため、新制度での給付金の増額や、手続きの簡素化などについても協議する見通し。