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コラム
鹿児島自分史活用アドバイザー認定講座に参加してみて
2018年2月21日 公開 / 2021年2月24日更新
2月12日は、南九州で初めての鹿児島にて自分史活用推進協議会の主催する「自分史活用アドバイザー認定講座」が開催されました。
東京から自分史活用推進協議会の高橋事務局長、鹿児島認定講師森田さん、熊本認定講師中村さんと3名の方と、受講者2名でおこなわれました。
私は、最後の活動報告をさせていただきました。
行政書士の方と主婦ですが自分史の勉強をしてこられて今後認定を取り活用を考えていられる方。
それぞれの活用方法がありますので、型にはまらない本業と合わせて活用できるのが自分史活用アドバイザーです。
熊本の講師の方が、お母様の写真をDVDにされ生きてきた軌跡を写真と音楽で説明してくださいました。
作成途中での家族での会話が、本当は必要なことなのですね。
お父様とはあまり口を利かない娘との親子関係も、この自分史に出会ったことで改善されたともお話しくださいました。
親子だからこそ難しいということもありますが、親子だからこそ知っていてほしいことも話したいことも残したいこともたくさんあるはずです。
あらためて自分史の必要性を考えさせられた時間となりました。
私たちは当たり前に振り返るものとして写真を上げています。
昔はフィルムだったので、現像という形で紙に焼き付けてきたからこそ残っていることが当たり前のように思っています。
だから、特別な場合を除いてはアルバムはあって当たり前でいました。
しかし、最近のデジタル化によりこのアルバムも様変わりし、手を加えられることがなくなり、ましてやアルバムのない子供たちが増えています。
パソコンの普及もほぼ20年前から一般的になり、写真はパソコンの中。デジカメのメモリの中、今ではスマホやタブレットの中となってきました。
機器が壊れるたびに子供たちの写真がなくなり、思い出が消えていっています。
この子たちがこれから先何十年もの人生を過ごす中で、いつか私たちと同じ年を重ねた時に思い起こす写真はあるのでしょうか?
自分史は年老いた大人だけのものではなく、子供たちも生まれた時から自分史が始まっています。
そのためにも未来の大人になる子供たちへ、そして今あるアルバムに残されている家族の繋がりを残したいのが未来ギフトアルバムなのです。
次世代に伝える、残すことは意識していかないとできないことだと改めて思いました。
孫の10歳の記念に生まれた時から、10年分の写真を集めて記念アルバムを作りました。
そんな孫も、今年は中学生。
遠くに住んでいるので送られてくる写真だけですが、それでもこうして1冊にまとまると成長過程がよくわかります。
父の23回忌に残っていた写真と家族との思い出を集め作成したのですが、父が戦争から帰ってきてくれたからこそ今の自分があり、家族があり沢山の人に出会えたことに感謝ができます。今思えばもっと話をしておけばよかった、聞いておけばよかったと思うことばかりです。
未来ギフトアルバムで、あなたは何を残したいですか?
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