デジタル時代にこそ、家族の写真を形あるアルバムに（1/3）

デジタル写真の喪失トラブルを何とかしたい

　最近では、写真はスマートフォンの中だけ、という方も少なくないことでしょう。突然の故障や紛失、クラウドサービスの終了やパスワードの紛失、まさかの震災など、データ喪失のリスクはさまざまです。
　それらのリスクに備えるため、基本的なデジタルデータのバックアップの方法と共に、世界で1冊だけの写真アルバムの作成を教えてくれるのが、20年前に宮崎県北部でパソコン塾を開業し、企業や個人に、個別対応で指導を行っている池田小百合さんです。

「パソコントラブルや災害は突然やってきますが、日常的にそれに備えるのは、なかなか難しいことです。いざ、トラブルで家族の写真データを取り戻すことが出来なくなると、皆さんとても後悔します。大切な思い出の喪失を防ぐお手伝いが出来ないだろうか、と思ったことが全てのきっかけでした」と池田さんは語ります。

　データのバックアップは、写真であろうと文書であろうと、単なるデータの保存という作業です。ところが、データ喪失となると、その意味合いは大きく異なります。これは、過去の写真を手に取り、見直すことで日常生活の中でも、その大切さを感じることが出来ます。

＜次ページへ続く＞

【次ページ】ネットが苦手でも自分で作れる、写真アルバムを提供したい

次のページへ