初参加でいきなり初段 毎日パソコン入力コンクール秋季大会
60代の生徒さんのタイピングの練習結果です。
タイピングは、年齢に関係なく練習した結果が表れてきます。
パソコンを習い始めて、半年で「日本データパシフィック株式会社」のタイピング練習でシルバーレベル(1分間に30単語、正確率95%以上の方が認定される)まで入力できるようになりました。
時間があるからと、毎日コツコツやってきた結果です。
毎日パソコン入力コンクールに参加していた時期も、全国レベルで60代の生徒さんの名前が出るほど、成績が良かったという結果もあります。
教室で使っているタイピングソフトは、開校以来20年間使わせていただいている日本データパシフィックです。
一文字ずつ、指とキーの関係を覚えさせながら、キーを見ないで打てるように、教室独自の練習方法でタイピングレベルを上げています。文字入力や、ローマ字が苦手という方が多いのですが、これを使うと意外とローマ字にも抵抗がなくなります。
70代の生徒さんで、タブレットを持つようになった方がいますが、何の抵抗もなくローマ字で入力されているのを見て、こちらの方が驚いてしまいました。頭の中で、入力はローマ字というのが染みついたのでしょうね。嬉しい結果です。
新年度になって、新入社員がパソコンが使えないという悩みを抱えている企業も増えていると聞きます。
パソコンを使わない世代が増え、キーボードが打てない。
まあ、文字が入ればそれでいいという人もいますが、短時間にどれだけの文字が入るかは仕事の処理能力に繋がります。
パソコンが使えて当たり前の時代、若いからできるとは限りません。
やはり大切なのは、経験値ではないでしょうか。
20年前のように、これからパソコンが入るからと自ら学びに来ていた人たちがたくさんいましたが、今はなんとなく使えてしまうし、周りからも教えてもらえるという環境に代わってきているせいか、教室に来る人たちも減ってきています。
企業にとっても、パソコン教育はこれからも必要な課題だと思います。
人手不足、仕事の効率化を助けてくれるのはICTをどれだけ活用できるかにかかってきていると思います。