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一木康広

中学・高校・大学受験合格へと導く自立型個別指導のプロ

一木康広(いちきやすひろ) / 塾講師

株式会社北斗塾

コラム

塾長の考え(親子関係)5

2023年5月24日

テーマ:塾長の考え

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

親子関係(不仲)
わが子が最初に直面する人間関係は?

それが「親子関係」だ。



親子関係がどうなのかが、

人間関係の基礎なので、

わが子が生きていく上での人間関係に、

実は大きな影響を与える。

親子関係で問題を抱えている場合は、

わが子の将来の人間関係能力に、

悪影響を及ぼす可能性が高い。



好き好んでわが子との関係を悪くする、

そんな親御さんがいるだろうか?

いるはずがない。

親はわが子に対して誰もが、

深い愛情をもっているのが真実。

誰だってわが子がかわいいし、

わが子のためには何だってする、

そんな親御さんがほとんどである。

そんなわけで、

愛情があるわが子に対して、

「思うようにならない…」

と精神的に苦しんでいる親御さん、

とくにお母さんたちは多い。

ハッキリ言うと、

お子さんに対しての接し方がまずい。

わが子は肉体的には年々成長するが、

同じように精神的にも順調に成長する、

そんなわけではない。

ここが1点目。

次に、

年々精神的に順調に成長していても、

それに歩調を合わせるかのように、

親御さんの方も成長しなければ、

いずれ子育てはギクシャクする。

運動会のプログラムでよく見てきた、

「二人三脚」を思い出してほしい。

両者が歩調を合わせないと前に進めない。

走るにしても同じこと。

スピードが遅かったり速かったり、

それぞれのスピードが同じでないと、

必ずトラブルが起きる。



親子関係が上手くいっていない場合は、

そもそもコミュニケーションの時間が、

十分に取られていない。

別に親子関係に限らない。

コミュニケーションの不足は、

関係悪化の最大の要因である。

これは明白な真実である。

コミュニケーションの不足につながる、

最大の理由は、

子どもは親のことを、

親は子どものことを、

「理解しようとする」

その努力が足りていない。

自分の主張が先に出てくる。

「私は努力しています、息子の方が…」

こう言ってくるお母さんの場合は、

私の経験から言わせてもらうと、

子育てのやり方がずっと同じである。

わが子が小学生のときには、

上手くいったそのやり方を、

わが子が中学生になっているのに、

バージョンアップしていない。

わが子が高校生になっているのに、

中学生のときの子育てのやり方を、

レベルアップすることもなく、

同じように繰り返している。

これによりわが子が、

「お母さんは何もわかっていない」

と不満になりそれが態度に表れる。

そうすると、

「それが親に向かってとる態度なの!」

とほぼ即座に感情的に反応する。

それが繰り返されて悪化していく。

子育てのやり方は、

小学生と中学生と高校生とでは、

大きく変化しないといけない。

これが2点目。



わが子の精神的な成長スピード、

これに歩調を合わせるかのように、

親御さんの対応は、

柔軟に変化しないといけない。

塾での個別指導も同様。

同一内容では飽きが出てきて、

倦怠ムードになるのは必然。



(続く)

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