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本日はこのコラムを見て頂きありがとうございます。
今日はウィッグの髪の傷みを防止するには・・・・・という話です。
かつら・ウィッグはおしゃれの一環ですよね、できれば自然に使って頂きたいと業界の人間として願わずにはいられません。
今や、女性の部分ウィッグ利用者は相当多くなっていると思いますが、男性も同様にかつらのお手入れは重要です。
特にウィッグやかつらの髪は傷むと外から見て目立ち、自然さが低下してきます。
仙台の街を歩いていても、髪の傷みや変色、地毛との色違いなどで、それと判ってしまうのを見かけてしまう事もあります。
より自然に長く使う為に、洗い方やブラシの選定・使い方など、普段のメンテナンスが大切です。
<今回は髪の傷みとブラシに関して・・・・・>
まず、最初に気になるのは、摩擦の大きいブラシだとブラッシングの度に起こる摩擦で、人毛なら切れ毛・枝毛、人工毛なら毛先の縮れが発生する確率が高くなると思います。
また、ブラシのピンの先が尖っていたり、引っかかる形状のものだと、それによって切れ毛や縮れの危険の他にウィッグのネットを引っ掛けてネットを傷める事があります。
箇条書きにすると、次のような事に注意して選定すると良いかと思います。
・摩擦や静電気が起きにくいもの
・ブラシのピンの本数が少なめ(やや粗い)
・ピンや毛先が尖っていない
・ピンが硬くなく柔軟性のあるもの
・洗う時のブラシとセットする時のブラシは変えて使った方が良い
(洗髪用はブラシのピンが多めで柔らかいものが良い)
またブラシのかけ方も重要です、髪の濡れ具合を考慮したり、ブラッシングやブロー前に髪の保護剤などをかけてから行うと傷みが多少防げるように思います。
実は一般的な店で静電気防止加工と謳っているブラシでも、使ってみるとあまり効果がないものがあります。
私自身、過去に買ってみてダメだったブラシが何本かありました。
ブラシのピンは猪毛など天然素材か金属製で静電気を逃がしやすく加工してあるものが良いかと思います。
ウィッグの種類やスタイルによって適するブラシは変わってきます。
(先日紹介の竹製ピン使用のウッドブラシもお勧め)
http://mbp-japan.com/miyagi/tomes-hair/column/10104/
同様にピンの植えてある台座はゴムなどの柔らかい素材の方が、ブラッシングの際、髪に負担が少ないように思います。
もちろんブラシ以外でも帽子やヘルメット、女性ならヘアーバンドやカチューシャなどいわゆる被りものの使用でも傷みは早まる事が多いようです。(やはり摩擦です)
また日光、頭皮の汗・脂、洗い方などでも影響を受け傷みます。
同じ製品もで使う方の環境次第で寿命がかなり変わるように感じます。
また、ブラシと髪の傷み以外でも自然さが失われる事もありますので、いづれまとめでコラムにしたいと思います。
<関連のコラムを紹介します>
○かつら・ウィッグ応急修理はこちら
http://mbp-japan.com/miyagi/tomes-hair/column/9394/
○失敗しないかつら・ウィッグ選び、男性
http://mbp-japan.com/miyagi/tomes-hair/column/7405/
○失敗しないかつら・ウィッグ選び、女性
http://mbp-japan.com/miyagi/tomes-hair/column/7352/
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