屋根工事が、耐震工事として助成金を受けられます
別荘の雨漏りを放置していると修繕不可能なほど傷みが進行することも
たまの休日に、普段とは違った場所でゆっくりした時間を過ごすことができる別荘は、何よりもの贅沢の一つですよね。
そんな快適な時間を与えてくれる別荘ですが、実は雨漏り被害を引き起こしやすいといった場所でもあります。
別荘に行ったら雨漏りが発生してしまい、結局その後の調査などで、せっかくの休日が台無しになった…ということもあり得ます。お休みが台無しになるどころか、別荘の雨漏りを見過ごしていると修繕することが不可能になるほど建物にダメージを与え、憩いの場として活用できなくなる可能性もあります。
修繕不可能…という最悪な事態に陥らないためには早期発見が何よりも重要です。人が深刻な病にかからないように、健康診断を受けるように、建物もトラブルが起きないように日頃からチェックを行い、トラブルが大きくなる前に未然に防ぐことで大切な財産を守ることができます。
別荘でよくおこる雨漏りの対策を行うためには、どこをチェックすれば良いのか見ていきましょう。
別荘でよくおこる雨漏り対策チェックポイント
では、別荘で雨漏りを引き起こすポイントを見ていきましょう。
まず、別荘の「雨樋(あまどい)」は雨漏りの要注意ポイントとなります。別荘が建つ場所は森林の中にあることが多いため、落ち葉がよく落ちてきます。そのため、その落ち葉が別荘の雨樋に積もっていき、雨樋の詰まりの原因となるのです。
また、この雨樋は雨風によっても劣化がしやすいため、こまめなチェックが重要なポイントとなってくるでしょう。
続いては「屋根・外壁」です。別荘の場合、この屋根・外壁において、特に注意しなければならないのが「劣化」です。
別荘のある地方、場所によって屋根に葉っぱが積もりやすく、冬の時期などになるとその葉が凍るため、屋根を痛めます。
また、雨風が吹くことによって壁にダメージを与えますので、通常の建物に比べ別荘の場合は、時間の経過と共に、屋根や壁の劣化のスピードが早くなってしまう傾向があります。
他にも別荘ならではの雨漏りを引き起こすポイントが!
その他にも、別荘ならではの雨漏り対策チェックポイントとして挙げられるのが「ベランダ」です。
木材のぬくもりある雰囲気を重視し、別荘らしいウッドデッキを取り付けたログハウスを別荘とされている方も多いと思います。
それらは通常の住宅のように、軒先があるような場合はほとんどなく、雨風の吹きさらしになっている場合がほとんどです。
また、別荘に「天窓」などを取り付けている場合は、窓枠のゴムパッキンがひび割れする可能性があるため、注意が必要です。
山の中や湖畔などにある別荘は湿気の影響を受けやすく、また、不在の間は室内を閉め切り、風通ることがないため、建物内部の腐敗や劣化を招きやすいポイントとなっています。
そのため、塗装の塗り直しや防湿の機能を持った建材にするなど、定期的なメンテナンスも検討しておくことが大切になってきます。
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