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小川修平プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

中小企業のマニュフェスト

小川修平

小川修平



沖縄普天間基地、大変ですね。
鳩山首相のGW程、
楽しくないGWを過ごした人って少ないでしょうね。

GWを満喫した税理士の小川です。


さて、昨年の選挙のお話です。
民主党はマニュフェストを発表しました。

で、びっくりするくらいの大勝。
で、びっくりするくらいの迷走。


・・・決して他人事でもなければ、
笑い事でもないです。


マニュフェストを策定しながら、
どこへ行くかわからない政府・・。

経営計画書を策定しながら、
どこへ行くのかわからない経営・・。


どこに違いがあるのでしょうか。
僕からすれば、何にも変わらんのですよ。

ですから、現在の政権を見ていると、
少しだけ(ほんの少しだけですが)胸が痛くなります。
多くの中小零細企業と重なりますから。


それでは、
どこに問題があるのでしょうか?

その理由の一つは

「魂と覚悟のない、目先だけの目標」

ということではないでしょうか。

マニュフェストには、
最も大切な「国家観」が抜けています。
この国をどう考えて、
どういう方向へ持って行きたいのか。
何を大切にして、
私たちにどういう誇りを持たせてくれるのか。

子ども手当が支給されても、
高速道路が無償化されても、
国民の将来に対する不安は消えません。

多くの中小企業の経営計画書も同じです。

経営計画書に大々的に記されているのは、
目標売上と利益、そして返済原資の捻出方法。
・・これを見て誰がワクワクするのでしょうか。
金融機関と会計事務所だけですよね、きっと。

本来、大切にすべきは
社長の会社に対する思い、
プロフェッショナルとしての覚悟、
なぜこの会社が存在するのか、
どこへ行きたいのか、ということ。

全従業員一丸となって取り組めるもの、
読むたびにワクワクするようなもの。

経営計画書の本来の意味は、
このようなものだと、僕自身は考えています。

社長、
もし自社の経営計画が思い通りに進んでいないのなら、
一度見直してみてはいかがでしょうか。

社長の思いは、従業員に届いていますか?

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