ミンツでの提訴
とても綺麗で、お金がかかっていそうで、オシャレな事務所というものがある。
私の事務所とはほど遠い。一応、物はいい物を入れてはいるが、普通の法律事務所である。
今の事務所に移転する際、おしゃれにしようかと思ったこともあったのだが、以下のような話を聞いて普通の事務所にした。
1、先輩から、「あまりに事務所が華美だと、こんな立派な事務所に依頼したらどれだけの費用を取られるのかと依頼者が不安に思うと先輩が言っていた。これは私は依頼者ではないため、本当かどうかは分からないが、そういうこともあるのかと思った。
2、あまりにもみすぼらしい事務所もダメであるということも聞いた。それはそうであろう。椅子がボロボロであったりすると、依頼者は逆の意味で不安になるであろう。
3、少し前に書いた酒見哲郎先生は、「事務所は華美にしてはならない。そんなことで弁護士は勝負する必要はない。中身で勝負だ」として、小さい古いビルにおられたと聞いた。
酒見会という血族にいる以上、酒見哲郎先生のお言葉は守らないといけないと思った。
実際、酒見会の諸先輩の先生方の事務所は、事務所自体どこも華美ではなかった。仕事をしている事務所という雰囲気であった。
これからもおしゃれとはほど遠い事務所ではあるが、(できているかどうかはともかく)中身で勝負したいと思う今日この頃である。


