仕事の優先順位

中隆志

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 共同受任した時に、担当を全くやっていなかったり、勤務弁護士も事務所内の期限に何もできていなかったりすることを経験している弁護士も一定数いると思われる。

 こういう弁護士は、仕事の順番、やるべきことの手順を考えていない可能性があるが、その手順を考えるのは極めて重要である。
 また、自分一人でできることと、事務局にお願いしなければならない(あるいはお願いした方がよい)ことの区別をいつも心がけていることも必要である。

 さらにいうと、長期間で予定を把握しないと、明日準備書面の提出期限だが、依頼者からの聞き取りもできていなかった、となる人もいる。
 2ヶ月くらいの期間内に、どれだけの書面を作成する必要があるのか、また、そのためには、いつ頃に依頼者から聞き取りをする必要があるのかどうか、依頼者に書面を確認してもらうのにどの程度時間が必要か、また、その中で事務局にやってもらうことについて、どのくらいの時間的余裕をもって指示を出すか等のスケジュールを立てることも大事である。

 私は、令和7年から事件対応用のガントチャート手帳を導入して、ある程度長期的に予定を把握し、どの準備書面をいつどうするか、今作業割合はどの程度か等を適宜見るようにしている。
 全てできているとは到底言いがたいが、意識がそこに行くようになるだけでも違うと思う。
 デジタルですることを整理している人もいるが、だんだんただの模様となっていくような気がして、私は今もアナログである。

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