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コラム

高齢の人の自転車

2014年11月11日

コラムカテゴリ:法律関連

ご高齢の人で自転車に乗っているのを見ていると、大変危なっかしい人が多い。
 前にも書いたが、高齢になってもスピード感覚は変わらないので、「いける」と思って道路横断を開始するも、若い頃のように身体が動かないため、横断途中で高齢者がはねられる事故が後を絶たないのである。

 自転車も同じで、感覚だけが昔のままであるので、信号を横断し始めたはいいが、途中で信号が赤になって、それでもいけると思って、対面信号が真っ赤であるのに自動車が発車も出来ず、ご高齢の人が横断するのを待っているという場面をよく見るし、私も自動車をたまに運転する時には出くわす。

 私の祖父も自転車に乗ってあちこち行くのを自慢にしていたが、足をついた際に変な足の付き方をしたようで、足を骨折してしまい、それから弱ってしまった。

 ご高齢の人の自転車は危ないと思う。
 免許制ではないので、禁止も難しいが、家族がなるべく自転車に乗らないよう、注意をしていくことが必要であろう。これから高齢化社会が来るので、よりそう思うのである。

 朝犬を散歩していると、「すずさん行くのは、こっちでよかったですな」の老齢の婦人に言われたが、私にはすずさんが何のことか分からず、「すずさん?」と聞くと、「整形外科やんか」と当然のようにいわれた。
 すいませんが、すずさんはあなたにとっては当然の前提でも、私には未知の世界です。
 道は分かりませんと丁寧に答えたが、あの婦人は、すずさんにたどりつけたのであろうか。
 以上です。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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