お中元などのもらい物
北陸新幹線が敦賀まで来た結果、関西から北陸方面に向かうとすると、敦賀までサンダーバードで行き、敦賀で北陸新幹線に乗り換えをする必要がある。
北陸の弁護士と雑談をしていると、新幹線ができたことで一人勝ちなのは金沢だけで、その他の地域は恩恵は受けていないということである。東京方面から来る人は金沢より西には行かず、福井は特に恩恵は受けていないということであった。
加賀温泉は、東京からは人が来ない上、関西方面からの宿泊客が来なくなり(敦賀での乗り換えが面倒なためであろう)、馳知事時代に対応を陳情に行ったという報道を見たが、馳知事は知事選で敗戦したので、その後新しい知事がどうされるかは不明である。北陸の弁護士によると、加賀温泉駅はまだ駅を工事しており、加賀市に予算がないためということである。加賀温泉の旅館はどんどん閉館しており、閉館した旅館等が廃屋のようになっているため、景観的にも観光客を呼ぶにも見栄えが悪いということで、行政の方で取り壊しているため駅の整備まで予算が回らないということであった。
北陸の弁護士によると、かつては関西からの旅行客が北陸の温泉は主流であったところ、北陸新幹線ができたことで、関西からの人の流れが激減したということであった。こうして見ると、何の為の延伸だったかというような気がする。
敦賀と大阪をつなぐことで、東海道新幹線が富士山の噴火等で使用できない時に、北回りで東京と関西をつなぐというようなコンセプトもあるようであり、関西から北陸への人の流れを取り戻すためにも延伸が必要であるとされているようである。
しかし、一度関西から北陸へ行かなくなったにも関わらず、延伸されることでその流れが戻るのか分からないし、延伸ができるとしても、2050年台まではかかるとされている。人口も減少していくのに、その間、北陸の人が来なくなった地域は保つのだろうかという疑問もある。また、最近決定された桂川ルートだと、京都から二駅在来線に乗ってまで北陸新幹線に乗るのかという疑問もある。京都の仏教界は強く反対している。
米原ルートは、東海道新幹線がただでさえ過密なのに、これ以上の乗り入れはできないという話があり、ルートから外れる交通網が衰退するという可能性が指摘されており、福井では交通網の衰退が指摘されているということである。
上記のような状況や、今後の建設費の高騰や地元自治体との負担の調整の不透明性からすると小浜の方には申し訳ないが、東海道新幹線の代替は一応できているし、今後の人の流れがどうなるかということも不透明であることからすると、現状の敦賀止まりで工事をしないでよいのではないかと素人として思っている。もちろん、あくまで個人の意見です。


