まどろみの塾ジイ1008 -「ここなら行きたい!」を見つけるためにー
今週の3本を振り返って
今週の「塾ジイ」は、受験校選びについて考えてきました。
ボイスコラムでは、「安心できる第二志望が、挑戦する力になる」というテーマから、第二志望の意味を考えました。
https://mbp-japan.com/kyoto/kyoshin/column/5238082/
「第二志望」は、第一志望を諦めるために決めるものではない。
「ここなら行きたい」と思える学校があるからこそ、第一志望にも思い切って挑戦できる。
そんな「第二志望」の持つ意味について、塾ジイなりに考えてみたんじゃ。
続いて「塾ジイのBAR」では、学校選びを「自分の目」と「データ」という二つの視点から考えました。
https://mbp-japan.com/kyoto/kyoshin/column/5238091/
*塾ジイのBAR13音声版
実際に学校へ足を運び、生徒の様子や先生との関係、学校の日常を見る。
そして、塾などから得られるデータを使って、「入学時」と「卒業時」の変化を見る。
雰囲気だけでも、数字だけでもない。
その両方から学校を見ることが大切なんじゃ。
そして「塾ジイの部屋」では、学校説明会を「見る」だけで終わらせず、「自分から学校を知りに行く」ことについて考えました。
https://mbp-japan.com/kyoto/kyoshin/column/5238116/
説明会の前に、自分が知りたいことを考えておく。
できれば、本人が自分の言葉で先生に質問してみる。
そして、家に帰ってから、家族でもう一度話してみる。
そんな一つ一つの経験が、学校選びを「偏差値選び」から変えていくんじゃ。
「第二志望」は、第一志望への挑戦を支える
第二志望というと、「第一志望に届かなかったときの学校」と考える人も多いじゃろう。
もちろん、それも一つの考え方じゃ。
でもな、わしはそれだけでは少し寂しいと思うんじゃよ。
第二志望だからこそ、「ここなら行きたい」と思える学校を見つけてほしい。
「もしものときは、ここがある」
そう思える学校があるからこそ、第一志望に思い切って挑戦できることもある。
第二志望は、第一志望を諦めるためのものではない。
第一志望への挑戦を支える「安心」になることもあるんじゃ。
学校は「偏差値表」だけでは見えてこない
では、そんな第二志望の学校を、どうやって探せばいいのか。
まずは、実際に学校へ行ってみることじゃ。
パンフレットを見る。
ホームページを見る。
偏差値を見る。
もちろん、それも必要じゃ。
でも、それだけでは分からないことがある。
実際に学校へ行けば、生徒の様子が見える。
先生と生徒がどんなふうに接しているのかも見える。
教室の雰囲気や、学校の日常も少し見えてくる。
「生徒が楽しそうかどうか」
これも、わしは大切なポイントだと思っておる。
こういうものは、数字だけではなかなか見えてこないからのう。
保護者の方には「代わりに聞く」のではなく…
学校説明会では、保護者の方が学校の先生に質問することもあるじゃろう。
もちろん、それは大切なことじゃ。
でもな、できれば本人にも質問を考えてもらってほしいんじゃ。
「この学校で大切にしていることは何ですか?」
「高校生活で、生徒が一番楽しそうなのはどんなときですか?」
どんな質問でもええ。
大切なのは、自分が知りたいことを、自分の言葉で聞いてみることじゃ。
少し緊張するかもしれん。
じゃが、それも学校を知るための大切な経験になる。
保護者が「代わりに聞く」のではなく、本人が「自分で聞く」。
そこには、意外と大きな意味があるんじゃよ。
家に帰ってから、もう一度考える
そして、学校説明会から帰ってきたら、ぜひ家族でもう一度話してみてほしい。
「どうだった?」
もちろん、それでもええ。
でも、もう一歩だけ聞いてみる。
「一番印象に残ったことは?」
「思っていたのと違ったところは?」
「ここで三年間過ごしてみたいと思った?」
そんな問いかけをしてみるんじゃ。
すると、本人が学校で感じたことが、少しずつ言葉になってくる。
親が学校を評価するのではなく、まず本人が何を感じたのかを聞いてみる。
そこから、親子で一緒に学校を考えていく。
それが大切なんじゃないかと思うんじゃよ。
「自分の目」と「データ」の両方を見る
ただしな、学校の雰囲気が良かったから、それだけで決めればええというわけでもない。
もう一つ大切なのが「データ」じゃ。
「塾ジイのBAR」でも話したように、学校を見るときには、「入るとき」と「出るとき」を比べてみるのも一つの方法じゃ。
その学校に、どのくらいの学力レベルの生徒が入学しているのか。
そして、その生徒たちが卒業するとき、どのような進路へ進んでいるのか。
そこを見ることで、その学校が生徒をどのように伸ばしているのか、別の角度から見えてくることがある。
自分の目で見る。
そして、数字でも見る。
「自分の目」と「データ」。
この二つを合わせて学校を考えることが大切なんじゃ。
「ここなら行きたい」を、一緒に探す
第二志望を決めるとき、保護者の方が「この学校なら安心」と思うこともあるじゃろう。
それは大切なことじゃ。
じゃが、本人がどう感じているのかも、ぜひ大切にしてほしい。
「ここなら行きたい」
そう本人が思えるかどうか。
学校へ行って、自分の目で見て、自分で質問して、家族で話してみる。
そうやって本人の気持ちを確かめながら、一緒に探していく。
第二志望だからこそ、「ここなら行きたい」と思える学校を見つけてほしいんじゃ。
受験は「個人競技」ではなく「団体競技」
受験というと、どうしても「本人が頑張るもの」と考えがちじゃ。
もちろん、それは間違いではない。
最後に頑張るのは本人じゃからのう。
でも、本人だけで全部を抱える必要はないんじゃ。
保護者には保護者の役割がある。
塾には塾の役割がある。
そして本人には本人の役割がある。
それぞれが違う立場から支える。
だから、わしは受験を「個人競技」ではなく「団体競技」だと思っておるんじゃ。
学校を見に行く。
本人の感じたことを家族で聞く。
塾の先生からデータや情報をもらう。
そして、みんなで次の一歩を考える。
そうやって受験校を決めていけばええんじゃ。
「第二志望」を、次の一歩につなげる
「ここなら行きたい」と思える第二志望が見つかる。
それは、受験生にとって大きな安心になる。
そして、その安心があるからこそ、第一志望に思い切って挑戦できることもある。
だから、第二志望を「滑り止め」とだけ考えてほしくないんじゃ。
「もしものときの学校」ではなく、「ここにも行きたいと思える学校」。
そんな学校を見つけることが、第一志望への挑戦を支えることもあるんじゃよ。
塾ジイからひとこと
学校選びは、偏差値だけでは決まらん。
パンフレットだけでも決まらん。
実際に学校へ行って、自分の目で見る。
できれば本人が、自分の言葉で質問してみる。
家に帰ったら、家族でもう一度話してみる。
そして、塾などから得られるデータも合わせて考える。
「自分の目」と「データ」。
この二つを使って、「ここなら行きたい」と思える学校を探してほしい。
第二志望だからこそ、「ここなら行きたい」と思える学校がある。
その安心が、第一志望に挑戦する力になることもあるんじゃ。
受験は一人で戦うものではない。
本人、保護者、そして塾。
それぞれが力を合わせて、一緒に次の一歩を考えていく。
それが、わしの考える「受験は個人競技ではなく、団体競技」ということなんじゃよ。
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