「できない」をやめる

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション



決定権を“自分”に戻すだけで、人生は動き出す


「自分なんて・・・」
最近私の周りでよく聴くフレーズです。

自分には能力がない、根気がない、機会がない、環境的に出会いがない、物理的に時間がない
いろいろな理由で、自分には無理、できない、という話になる。

私ももともとそういうことばかり口にしていましたから、「自分なんて」と思いたくなる気持ちはわかります。
アドラー心理学と出会っていろいろ行動しましたが、その一つに、
「できない」を言わない
というのがあります。

この「できない」には、前述のように自分を責めたり、上司のせい、部下のせい、会社のせい、生まれ育った環境のせいなど、自分以外のせいでできないが含まれています。
つまり、自分の意思以外のものに決定権が委ねられている。
「やりたい気持ちはあるが、能力がないからできない」
「やろうとは思っているが、時間やお金がないから、今はできない」
というふうに、意思とは別になってしまう。
なので、私は「できる・できない」ではなく、「やりたいかやりたくないか」そして、「するかしないか」の選択にしています。

他の要素は検討材料の一つに過ぎず、感情と意思だけに決定権をもたせています。
「できる・できない」は、意思決定していないし、「できない」は、できない要因がなくならない限り、永遠に「できない」。
「する・しない」は、意思決定ですし、自分の意思一つで、いつでもできます。

同じ「行動しない」選択でも、できないからやらないを選択せざるを得ないのと、自分の意思でやらないを選択するのとでは、納得感が全然違います。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチングコミュニケーション研修により、社内コミュニケーションの円滑化、人材定着率や顧客満足度向上、事業成長に繋げます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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