空気感最優先
「上がる」アプローチで成果を引き出す方法
「承認欲求は良くない」と思う人が多いですが、マズローさんの5段階欲求説では、承認欲求は欠乏欲求の一つとされ、足りないと欲するものだとされています。
さらに、その欠乏欲求が満たされていないと、上位欲求(成長欲求)に意識が向かない、とも言っています。
簡単に言えば、人には承認欲求があるし、そこが満たされてこそ、もっと頑張ろうとか、他人のために何か貢献しようという気持ちになるんだよ、ということ。
ちょっと余談ですが、先日私の大好きな野方先生とご一緒した際に、「学」「論」「説」について指摘を受けました。
マズローの5段階欲求は「説」であり、「そういう見方もある」ということなので、絶対的正解ではないということなんですが、私はこの説を支持しています。
本題に戻りますが、人間は皆、承認欲求があり、その欲求が満たされないと成長欲求をもてないと仮定するならば、承認されたほうが人として成長する、ということになります。
であるなら、「承認欲求をもってはいけない」「承認欲求は良くない」と思ったり、言ったりすることは、「否定」になります。
否定されることを力に変えて頑張れる人もいますが、多くの人は、否定されるとイヤな気持ちになる、つまり「下がる」んです。
下がった状態でハイパフォーマンスを発揮できる人はあまりいません。
イイ仕事をしたい、成果を出したい、出させたいのであれば、「上がる」アプローチをしたほうがいい。
承認して上がるのなら、承認したほうがいい。
私はそう考えています。
なので、私は、承認して欲しいとハッキリ言いますし、誰も承認してくれないなら、自分で承認します。
私の座右の銘は、「空気感最優先」
何年も変わっていません。
空気感最優先とは、自分のご機嫌とり。
上がる行動をする。
