ブランディング
授業参観で垣間見た、息子の優しい気づき
先日、仕事の合間に息子の授業参観に行ってきました。
私の仕事は、早朝から夜遅くになることも多々あるので、まともにタイムカードどおりの勤務ということが難しいので、自分なりに調整しています。
昨年は忙しくて、学校の行事には何一つ参加出来なかったので、約2年ぶりの学校。
今回は、2週間後に臨海学級を控えていて、キャンプを見据えた「火おこし体験学習」の時間で、校庭での参観でした。
さすがに5年生ともなると、保護者のほうを振り返る生徒はほとんどおらず、うちの息子も授業に集中しているようでした。
グループごとに、新聞紙や木くずをセットして、マッチで火をつけるという流れなんですが、全員が体験できるわけでもなく、代表者が一人だけ実際に体験する。
うちの息子も挙手して体験しようとするのですが、同じグループに積極的な男の子がいて、じゃんけんで負けたり、手を挙げるのが一歩遅くて、その男の子が主なところは体験してました。
授業も終わりに近づいたころ、先ほどの男の子が、どこから持ってきたのか、うちわで火を扇ぎ始めました。
小さくなった炎を再燃させるための行動で、その様子を見て、一瞬息子もやりたそうにしていたんですが、
次の瞬間、炎の反対方向に移動して、そこにいた女の子たちに、「大丈夫?」と声をかけていました。
男の子がうちわで扇ぐ炎の先にいた女の子たちに、煙や灰が流れていっていることに気づき、声をかけていたんです。
周りにいた大人でさえ気づかなかった、女の子たちへの配慮。
こやつ、なかなかできるなと、親バカは思ったのでありました。




