気分を自分で決める
先日、講演後の質疑応答で、「先生の座右の銘はなんですか?」
とたずねられました。
「空気感最優先」
です。
人間が生きていれば、いろんなことが起こります。
会社や学校、家庭に至るまで、世の中はさまざまなコミュニティで
形成されていますから、他の人と合わないと感じることもあれば、
意に沿わないこともやらなきゃいけないときもあります。
楽しいことばかりじゃありません。
そんな中だからこそ、空気感を最優先に考えています。
他人の言動や思考、環境など、自分でコントロールできないことを
あれこれ考えてみたところで、どうにもできない。
であれば、あとは、自分自身がどうするか、どうあるべきか。
起こった事象そのものは変えられないけど、
起こった事象をどう捉えて、どう考え、どう行動するか
は自分で決められる。
自分自身が一番納得できて、楽しめる、そんな空気感になるために、
どう捉えて、どう考えて、どう行動するか。
私が考えるのは、まずそこ。
だって、空気感が良くないまま、誰かに何かを伝えても伝わらないし、
空気感が良くないままでいてると、周囲にも影響を与える。
そして、その周囲の空気感で、また自分の空気感もさらに下がる。
そうなったら、自分からトラブルを招き寄せているようなもの。
だから、空気感最優先!
まじめに取り組むのも、一生懸命やるのも、それはそれで大事だけど、
それによって周囲をピリつかせてしまっては、周囲の生産性を下げる。
自分だけが良いのも、自分だけが我慢するのも違う。
自分も周りもみんな得する方法、それが空気感最優先。