優先順位

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

これは私の個人的な価値観ですが、

優先順位をつけるのがイヤ。

例えば、

大事な会議と、そうでもない会議とか、

お客様とのアポの時間は守るけど、会議には少し遅れてもいいとか、

人それぞれ、優先順位がありますよね。

それも価値観なので、否定するつもりはないですが、個人的には受け入れがたい。

会議一つとっても、

一参加者としてそれほど重要でなくても、その会議で大事な提案をしようと思っている人にとっては重要で、

一生懸命準備して、時間より早めに席についたりします。

有料老人ホームの営業をしていたころ、訪問先の相手から

「アポをとってください。ただ、アポをとってもらっても、患者さんからの相談が入ったら、そちらを優先します」

と言われたことが何度もありました。

もちろん、先方からすれば、患者さんからの相談は大事なことなので、そちらを優先する事情は理解できます。

なので、それに対して文句を言ったことはないですが、ただ、こちらの目線で言えば、

こちらにとっては大事な仕事でアポをとっているので、アポをとったのに会えないというのは、とても困ります。

会議の話も、アポの話も、自分の優先順位で、相手の時間を無駄にしている。

たとえそれが遊びであったとしても、相手の時間を奪うことに変わりない。

そういう理由から、私は優先順位をつけない。

絶対に誰にも影響を与えないと確証をもてるものであれば、優先順位をつけることはあります。

自分にとってはたいしたことでなくても、相手にとってどうなのか、それを少し考えてみて。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

太田英樹プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼