とにかく動け!大量行動

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

私自身にもそういうところがあり、周囲にもよく見られる傾向として、

一生懸命勉強し、学びや気づきを得て、行動してみるものの、
うまくいかなくて「やっぱりダメじゃん」とやめてしまったり、
続かなくて、いつのまにか元に戻ってる

ということがあります。

かの世界No. 1コーチ、アンソニーロビンズは、

「とにかく動け!大量行動だ!」

と言います。

簡単に説明すると、

「ちょっとやった程度で失敗だ成功だと騒がず、習慣になるまでやり続けろ」

ということ。

と言われても、
行動を起こした最初の段階でうまくいけば、まだ続ける意欲が湧くものの、
うまくいかなければ、
「こんなことやってて意味あるのかな」
と、疑いの気持ちになりますよね。

アドラーは、そんな疑心暗鬼が生まれたとしても、最終的に決めるのは自分自身だと言っています。

できるかできないか、結果が出るか出ないかという自分の意思以外のところに判断基準をもっていきがちですが、
やるかやらないか、自分の意思一つなんだということ。

もちろん、これらはアンソニーやアドラーが言っていることであって、正解だというわけではありません。

自己啓発系や占いが好きな方は感じたことがあるかもしれませんが、

あっちのセミナーでは「A」が正解だと言われ、

こっちの書籍では「B」が正解だと書いてあり、

占いに行ったら「Cをやるべきと言われて、

「結局、どうしたらいいの?」

って思ったことないですか?

とどのつまり、決めるのは自分です。

で、実は、職場での部下指導や家庭での子育て、教育、しつけも同じようなことが起きてるんです。

上司や親は、一生懸命自分が正解と思っていることを伝えます。

ところが、それまでに誰かから言われた考え方や価値観があったり、今まさに別の人から違う指導を受けていたりすることで、

指導される側は、自分がいいと思う選択肢を選んで実行しているだけなので、

親や上司の言うことが理解できていないわけでなかったりします。

そんな状況の中で、「何度言ったらわかるんだ」と同じことを何度も伝えても、変わりません。

じゃあ、どうすればいいか、

自分が渡したいものがあるなら、それをそのまま押し付けるのではなく、相手が受け取りたいものに変換してあげること。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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