アドラーの学び
これは、あくまでも私の場合、という話なので、参考程度に読んでください。
研修だとか、セミナーだとか、人からイイ話を聴いて、
「ちょっとやってみよう」
とプチチャレンジしたとします。
結論から言うと、
その結果が良くても悪くても、
やり続けないと何も変わらない、
と思っています。
私たちは、生まれた瞬間は、言葉も話せなければ、立ったり歩いたりもできないですし、トイレで排泄もできません。
それがいつからか、言葉を話すようになり、立ったり、歩いたり、オムツから布パンツに替えることができるようになります。
なぜ、できるようになったと思います?
やり続けたからです。
赤ちゃんが、頑張って「まんま」と言えたとき、
「めんどうだから、もういいや」って、一回で辞めてしまったとしたら、話せるようにはならないはずです。
講師をしていると、たまに言われます。
〇〇をすれば、変化が起こりますよ!って伝えても、
「太田さんと私は違うんで」って。
その通りです!
私と貴方は違います。
なので、私がやっていることを、貴方がやったからといって、結果は同じじゃないかもしれない。
ただ、少なくとも、最初に一歩を踏み出さないと、絶対に変化はありません。
貴方自身が何もしないのに、周りの状況が勝手に好転するなんてことは、絶対にありません。
そして、1回で変化を感じることがあるかもしれませんが、
101回目で初めて変化を実感することもあるかもしれない。
もしかしたら、いつまでも経っても変化を実感できないかもしれない。
それでも、日々の変化は感じなくても、振り返ってみれば、必ず変化しています。
師匠平本あきおさんから学んだこと、
仲間から学んだこと、
アドラーの書物から学んだこと、
それらを実践した結果を研修やセミナーでお伝えしていますが、
いろんなテクニックや知識そのものよりも、それらを実践し続けるからこそ、
人に伝えられるだけの変化を得られていると確信しています。
「原因より目的」
「空気感最優先」
「執着を手放す」
平本さんに出会って以来、毎日朝から夜までずっと意識していますし、
だからこそ、やれない時もあれば、やってもうまくいかない時もあります。
それでも、やり続けてきた(今もその途中)から、変化を実感しているし、それを人に伝えることができる。
自分自身の変化、相手との関係性の変化を望むなら、チャレンジを諦めないこと。