住宅ローンを滞納すると発生する延滞金って、いくら位?
住宅ローン破綻される方の多くは、リストラ、倒産による失業、事業の経営不振、離婚などによる、収入減少しが理由にあります。
しかし、中には収入が減少していないにもかわらず、住宅ローンを支払うことができなくなってしまう方も多くおられるのです。
なぜそんなことが起こるのか・・・?
それは、突然の出費が原因しています。
突然の出費とは・・・。
例えば、病気です。
保険に入っていたとしても、自己負担しなければならない出費はたくさんあります。
他にもあります。
保証人です。
保証人になってしまったことで、ある日突然借金がふりかかってくる。
そして、最近多いのが、子供の教育費です。
受験費用や入学金、入学準備金など、こういった費用は進路が確定するまで分らないものです。
国立大学と私立大学では倍以上も学費は違いますし、理系と文系でも全く異なります。
また、浪人しなければならないことだってあります。
なぜ、突然の出費によって住宅ローンを支払えなくなるのか・・・。
それは、毎月ぎりぎりの経済状況で、突然の出費に耐えうるだけの貯金が十分にないからなのです。
例えば、4人家族の例でみてみましょう。
高校生と中学生の子供二人のいる4人家族。
夫:年収450万円、妻:パート収入100万円の年間所得550万円の場合。
年間所得が550万円であると、税金や保険料、所得税などを支払って、実際に手元に残るお金というと、おおよそ470万円程になります。
そうすると月額約40万円が手取り金額ということになります。
そして、毎月かかる出費といういと、下記表に示すようなかんじではないでしょうか。
手取り収入40万円に対して、支出が39万円、1万円の黒字にはなるものの、ほとんど収支はプラスマイナスゼロです。
550万円の収入では、ほぼぎりぎりの生活状況ということが分ります。
そして、貯金など十分にできるような状況ではないということも分ります。
ここに、子供の大学進学や、ご主人さんが病気になってしまったり、両親の介護が必要になってしまば、どうなるでしょうか。
たちまち生活成り立たなくなります。
上記表に示す経費は決して高い金額ではありません。
育ちざかりの子供二人を抱える4人家族では、むしろ切り詰めた生活ではないでしょうか。
突然の出費によって住宅ローンが払えなくなるというのは、今の時代、実は誰にでも起こりうることです。
当社に来られるご相談者は、決してギャンブルや浪費によって破綻してしまった訳ではありません。
むしろ切り詰めて、切り詰めて生活を送ってきたにも関わらず、突然、予期せぬ事に見舞われ、住宅ローンを支払うことができなくなってしまうのです。
極々普通の一般的家庭の方でも、住宅ローン破綻してしまうということも知っていただければと思います。
以上、「誰にでも起こりうる住宅ローン破綻」についてのお話しでした。
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