「国語力」って「国語のテストで点数が取れる」ってことではない。
私の塾には
4か月で英語力が変わった生徒さんがいる。
この人の英語力が4か月でどう変わったかというと
全然喋れなかったのが
英語でコミュニケーション取れるようになった
ということと
初見の英語の本をスラスラと
音読できるようになった
ということ、
コミュニケーションの内容も
哲学的な話から政治、経済、
健康の話とか身近なことまで
いろんなトピックについて
英語で話ができるくらいの
英語コミュニケーション力、
英語ライティングも
かなり正確な英語を書くことができる状態。
「なんだ、そのくらいか」
と思う人がいるかもしれませんけど
4か月でここまで変化する人は
私は初めて。
そして
この生徒さんがほかの人とまったく違ったところは
自分の変化を自分で認識している、
つまり、
自分の成長を自分で認める力がある、
ということ。
実は勉強を続けるにあたり、
自分で自分の変化を認めるって
とても大切だけど
なかなかできない。
まず、普通
自分の能力を冷静に判断して
以前とどこか違うか
何が変わったか
自分でわからない。
勉強を続けても
なかなか英語がわかるようにならないので、
いつまでこの状態が続くのかと
不安になったりイライラしたり
嫌になったりする。
だから
自分のことを
冷静にとらえて
地道に勉強を続けることは
ホントに必要。
そして
自分のことを
キチンと分析するのも
その変化をとらえるのも、
実は国語力がないと
できない。
変化を言語化できる能力がないと
変化も自分で認識できない。
この生徒さんの国語力には
私なんか足元にも及ばない。
そのくらいの国語力があると
英語の勉強も続けやすいし
英語の習得もはやい。
英語力を伸ばしたければ
国語力をないがしろにしてはいけない。
ということです。