国税庁もAI活用で便利に!
みなさま、こんにちは!
台風が接近しているため、毎日冷たい雨が降っていますね。
早くきれいな秋晴れの空が見たいですね。
さて、本日は銀行や証券会社で宣伝しているNISAについてお話します。
NISAとは?
NISAは、英国のISA(Individual Savings Account)を参考にして制度設計されたもので、当初は「日本版ISA」と呼ばれていましたが、一般公募の結果、現在の愛称になりました。
上場株式等の配当・譲渡益に対する税率は、今年まで10%軽減税率が適用されますが、来年からは20%の本則税率に戻るため、個人の投資活動が滞ることを防ぐためにできたものであり、個人投資家が税金面で優遇措置を受けられる少額投資非課税制度のことをいいます。
制度の内容は?
この制度を活用すると、平成26年から35年の10年間、毎年100万円の新規投資額を上限に、上場株式・公募株式投信の配当や譲渡益が非課税になります。(非課税期間は投資した年から最長5年間。)
しかし、長所だけではありません。
この口座の資産は他の一般口座などの資産と税務上別枠で考えることになるため、仮に株式等が値下がりした場合においても、他の利益と損益通算することはできないということに注意が必要です。
活用のためには何が必要?
活用するためには専用口座を開設する必要があります。
そして、開設できるのは一人につきひとつの口座だけということもポイントです。
案内状がいくつかの銀行などから送られてきた場合に、複数の開設申し込みの予約をしてしまった場合、最も希望していた金融機関の専用口座を作れない可能性もあるのでご注意ください!
「税理士新聞」より一部転写