なぜ「論理的思考力」なのか?
皆さん、こんにちは。
「オンライン学習塾 啓理学舎」代表の篠田です。
今回は、「論理的思考力」とは…」の説明をさせていただきます。
論理的思考
「論理的思考」とは、「一見ばらばらに思える言葉や考え方の間に関係を見付け出し、それを整理すること」。
決して、難しく考えることではありません。
「論理的思考」とは「難しいことがら」を「わかりやすくすること」なのです。
論理的思考力
「論理的思考力」とは、「論理的思考をするための技術を使いこなす力」です。
皆さんは、「風が吹くと、桶屋(おけや)が儲かる」ということわざを聞いたことがあるかと思います。
しかし、これだけではなぜ風が吹くと桶屋が儲かるのかよくわかりません。
なぜなら、論理的でないからです。
では、論理的に説明すると、
⑴風が吹くと、砂が舞う。
⑵砂が舞うと、人の目に入る。
⑶目に入った砂が原因で、目が見えなくなる人が多くなる。
⑷目の見えない人は三味線を買う。
(昔は目の見えない人の仕事として、三味線弾きがあった。)
⑸三味線の材料となる猫皮を集めるため、猫が捕獲される。
⑹猫が減ると、食べられることが少なくなるため、ネズミが増える。
⑺増えたネズミが、たくさんの桶をかじる。
⑻新しい桶が必要になるため、桶屋が儲かる。
ということになります。
なぜ、風が吹くと桶屋が儲かるかの理屈は、理解いただけたと思います。
(かなり非現実的ではありますが・・・)
つまり、「風が吹くと、桶屋(おけや)が儲かる」ということわざを、上記の⑴~⑻のように分かりやすく説明する力のことを「論理的思考力」といいます。
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