宿題を嫌がるのは才能のサイン?勉強嫌いにさせないために母ができる『環境の微調整』
夕方、ピアノの前。
ランドセルを置いて、少し休んで、そろそろ練習してほしい時間。
「今日は練習した?」
そう声をかけた瞬間、
子どもの動きが、ふっと止まる。
返事をしない。
目を合わせない。
体が固まったようになる。
お母さんの中には、
「またこの空気だ…」という感覚が広がります。
言わなきゃいけない気がする。
でも、言うほど遠ざかる気もする。
その間で、苦しくなってしまうのですよね。
1.練習しないのではなく、「動けなくなっている」ことがある
練習をしない姿を見ると、
つい「やる気がないのかな」と思ってしまいます。
けれど実際には、
・どこから始めればいいかわからない
・前にうまくいかなかった記憶が残っている
・失敗したときの気持ちを、もう一度味わうのがつらい
そんな理由で、止まっている子も少なくありません。
外から見ると何もしていないようでも、
子どもの中では
「今は動けない」状態が起きていることがあります。
2.声をかけた瞬間に止まる子は、空気を強く感じ取っている
声をかけたとたんに固まる子は、
決して反抗しているわけではありません。
・期待されている
・評価されている
・「やらなきゃ」という空気を感じ取っている
そうした刺激を、
とても敏感に受け取ってしまうタイプの子がいます。
お母さんの声が強かったわけではなくても、
子どもにとっては
「今、応えなきゃいけない」という圧になることがあるのです。
それは弱さではなく、
感じ取る力が強いという特性でもあります。
3.声をかけないことは、放っておくこととは違う
では、何も言わない方がいいのでしょうか。
そうではありません。
大切なのは、
声をかけ続けることでも、
完全に任せきることでもなく、
「子どもが自分で向き合える余地を残す位置」に立つことです。
・困ったら聞いていい
・やらなかった結果は、本人が受け取る
・お母さんは、感情まで引き受けすぎない
この状態が整うと、
子どもは少しずつ
「自分のこと」として動き始めます。
やる気は、
言葉で押して生まれるものではありません。
自分で選んだ感覚の中で育っていくものだからです。
最後に
「どこまで声をかけたらいいですか?」
この問いが浮かぶお母さんは、
すでに子どもをよく見ています。
ただ、
やり方を変える前に、
見方を少し変えるタイミングなのかもしれません。
練習しない。
宿題をしない。
それは、困った行動ではなく、
子どもからのサインとして現れていることもあります。
そのサインを、
叱る材料ではなく、
理解の入り口として受け取れたとき、
親子の空気は、静かに変わり始めます。
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