「ピアノのレッスン中にふざける子」への対応、悩んでいませんか? “グレーゾーン”の子が変わる、声かけと言葉の工夫

三上緑

三上緑

テーマ:子どもの“やる気”と“関係性”を育てるピアノ指導法|音いろはメソッドコラム

〜発達障害・グレーゾーンかもしれない子に戸惑ったとき、ピアノの先生ができることとは?〜
指導者の方へ


ピアノのレッスン中、こんな場面に
出会ったことはありませんか?

・弾くよう促しても、笑ってごまかしたり、ふざけたりする
・同じところを何度やっても覚えられない
・新しい曲に入ろうとした途端、急に固まってしまう

こうした子どもの行動を
「やる気がない」「ふざけている」と判断してしまうと、
その奥にある“本当の理由”を
見逃してしまうかもしれません。



なぜこの子は“ふざけて”しまうのか?行動の奥にある不安と仕組


それは、失敗したくない、
どうすればいいかわからないという「不安」からの
行動かもしれません。


発達の特性や認知のバランスがまだ未熟な子どもたちは、
「今、何を求められているのか」が
うまく読み取れずに戸惑い、
とっさに“ふざける”という形で
場をやり過ごそうとすることがあります。





「失敗が怖い」子どもたちがレッスンに安心を感じるとき



実は、こうした子どもたちは
失敗に対する感受性がとても強いのが特徴です。

「間違えたらどうしよう」
「また怒られるかも」

その思いが強すぎて、
弾こうとする前に気持ちが止まってしまうのです。


レッスンを“評価の場”ではなく、
“探究と表現の場”として安心させてあげること。
その一歩が、ピアノの先生にできる
とても大きな支援になります。



咄嗟の一言で子どもが変わる。すぐに使える声かけテンプレート集



今回の1DAY講座では、
こうした“グレーゾーン”の子どもたちへの
理解を深めるだけでなく、
現場で”すぐに使える”
「声かけテンプレート集」も作成しました。


たとえば…

「この音だけ、先生に手伝ってもらおうか」
「その元気、今は音にしてみよう!」
「今日は“やってみようとした”だけで花マルです」

どのようなタイミングで‥ということも含めて
マルっとお渡しします。

こうした“咄嗟の一言”が、
子どもたちの表情と行動を変える
きっかけになることがあります。

そしてそれは、レッスンが
「安心して挑戦できる場所」へと
変わる瞬間でもあります。


☆*:.。. o.。.:*☆


子どもたちの“わかりにくさ”の
奥にあるものを知ることで、
先生のレッスンは、
もっと深く、もっと優しく、もっと確かなものに
なります。


この学びを、ぜひあなたのレッスンに。
zoom録画でもご参加いただけます。


<お申し込み詳細は>
https://mbp-japan.com/kanagawa/midori-piano/seminar/5012966/

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三上緑
専門家

三上緑(音楽教育家)

一般社団法人カラフルエデュ協会

繊細な子どもたちのやる気、才能を引き出す独自のコーチング「音いろはメソッド」「未来プランニング」を伝えている。勉強会や個別相談なども実施し、子どもの導き方支援・理想実現サポートを行う。

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