辛さや苦しさを人と比べて、まだ大丈夫と自分の気持ちをおざなりにしていませんか?
人を信頼するってどういうこと?
あなたは人への信頼って、
どんな風に捉えていますか?
○○さんは信頼できるけど、
△△さんは信頼できないなど…。
人によるという方もいれば、
人は基本信用できないもんでしょ?
なんて思う方もいるかもしれませんね。
皆さんそれぞれ信用に対する考え方や
捉え方がいろいろあると思います。
細かいところまで突き詰めれば、
信用っていったい
どこまでのことを言うのか?
なんて、
考え始めたらよく分かんなくなる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
人に対する信頼感についての具体例
たとえば、、
・信用できる人なんか誰もいない。
・基本なんでも疑ってかかる。
・この世に信用できるものなどない。
・自分のことは人に話さない。
・人に利用されそうな気がする。
・信用できるのは自分だけ。
・物(お金)は裏切らないと思っている。
・信用する方がバカだと思う。 など。
あなたが思う信頼に対して、
なにか当てはまるものや、
近い感覚のものなどはありましたか?
仮に幾つか当てはまるものがあったとしても、
軽くならば日常でもそれほど
差し障りはないかもしれません。
でも、
どれかひとつでも深く持っていると、
人と人との関係性のなかで
信頼関係を作っていくという時に、
難しさを感じることが多くなるかと思います。
たとえば、
なかなか恋人ができなくて寂しい思いをしているとか、
付き合った相手には、いつも疑ってしまい気まずくなる。
信用できないから恋人を束縛してしまい、うまくいかなくなる。
なんでも話せる友達がいない(親友がいない)
人との距離が近くなると怖くなるので、親密になれない。
仕事上で信頼関係を築きにくいため、仕事にも支障が出る。
騙されないように、いつも人を警戒しなければならずしんどい。
騙されることが多い。 など。
このような感覚は、
「人を信用しない」と、
心の奥に深く刻み込まれた
心のメッセージに強く引っ張られ、
いろんな場面でこのような境遇になるのだと思われます。
「人を信用しない」と、
深く心に刻み込まれたのには、
それぞれに理由があるはずです。
人を信用すると痛い目に合う?
人を信用しなくなった理由として、
・人に裏切られた経験がある。
・「人は信用できないものだ」と聞かされてきた。
・約束をやぶられることがよくあった。
・一貫性のない親に育てられた。
・親から信用されていない。 など。
このような背景から、
「人なんか信用しない」
「人を信用したら痛い目にあう」
だから「信用しない方がいい」
と決めた理由があるわけですね。
初めから信用しなければ傷つかないし、
がっかりするのも少なくて済むから。
そうやって信用しないようにして、
自分の心を守っているんですね。
ちょっとでも信用して
期待通りにならなかったら、
傷つくの怖いし、心が痛みますからね。
だからどうしても人間って、
傷つくことから避けようとします。
そして傷つくくらいなら信用しない方がいい。
となるわけですね。自然な防衛本能です。
でも、、
傷つくことを避けていると、
いつまでたっても、
人を信じるところに至りません。
となると、
もしかしたら本来信用できる人にも、
「信用しないようにしよう」と、
してしまっているかもしれません。
だとしたら実は、
信用できる人は身近に結構いるのかも?
ここでちょっと少し冷静に考えてみて欲しいのです。
今まで裏切られたと思った人や、
期待通りにならなくて、信用しなくなった人のことを。
あの時はツラくて考えたくもなかったでしょう。
傷ついて悲しい思いをした出来事から避けて、
信用しないようにしようと決めたのだと思います。
明らかに信用できない人は、
信用しなくてもいいと思いますが、
人への信頼関係で、
信頼できない辛い状況から抜け出すための
信用への第一歩は、
「まずは傷付きを受け入れることから。」
え!?
そんなの無理と思いましたか?
傷つきたくないから、
傷つくのが辛いから
信用しないようにしてるのに…。
と思うと思います。
確かにひとりでこの辛さを乗り越えるのは、
なかなか難しいと思います。
でも、
人への信頼に向けて、
前向きに信頼することについて向き合ってみたい。
と感じたときは、まずはお気軽にご相談ください。
カウンセリングでは、
傷ついた心の傷は癒すことができる。
という実体験を感じていくことで、
人を信じることへの一歩を
踏み出していけるようになれます。
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