子どものタイプが分かると、子育て中のイライラが減ります
つい先日、
私が乗っていた電車に
2歳前後ぐらいの女の子が
お母さんと一緒に乗って来ました。
女の子は座席に
「座る。」
と言って席に座ったのですが、
しばらくすると、
「立つ。」
と言って立とうとしたので、
お母さんは、
「危ないから座っていなさい。」と言うと、
女の子は、
「立ちたい。○○も立つ~。」と
駄々をこね始めたので、
お母さんは慌てて、
「じゃあ、お母さんの膝の上に座ろう。」と、
お母さんの膝の上に座らせて、一緒に座ってみたり。
それでもグズグズ泣いて機嫌が悪いので、
今度は「じゃあ、抱っこしようか。」と、
立って抱っこをしたりして、
いろいろあの手この手で、
泣き止ませようとするのですが、
女の子はヤダヤダ言うばかりで
いっこうに泣き止んでくれません。
そして泣き止むどころか、
今度は火が付いたように
「ぎゃぁ~~!!」と、
電車内に響き渡る大声で泣くので、
お母さんはついに
「もう、いい加減にして!!」と、
気持ちの糸がプツンとキレたように、
大きな声で娘ちゃんにキツク言い放ちました。
そのときのお母さんの様子は、
かなり疲れた顔で、
ため息まじりにブツブツと何か呟きながら
とても悲しそうな表情をしていました。
このような状況を、いろんな場所で見掛けるたびに、
私自身キュ~ッと胸が苦しくなり、
涙が溢れそうになります。
幼い娘を育てていた頃の、数十年前の自分と重なり、
四六時中、子どもに付きっきりで、
自分の自由な時間が持てず、
こころがいっぱいいっぱいだった時の自分が
よみがえるのです。
私の思い。前田めぐみとは
このお母さんと私の暮らしぶりは
同じではないかもしれないし、
こころの中で感じていることも、
同じではないかもしれないけれど、
満員電車や密室のバスの中などで、
何を言っても何をやっても子供が全然泣き止まず、
いう事をきいてくれないと、
「私だって頑張ってる!!」
「こんなに精一杯やってる!!」
「なのになんで!!なんでこうなるの?」
という思いが込み上げ、
とっても切なくなります。
お母さん自身、
自分の欲求を満たすような時間はなく、
コーヒーを一杯飲むのでさえ、
ゆっくり飲むこともままならない毎日のなかで、
こんな時、
なにもとがめることもなく、
なにも気を遣う必要もなく、
何でも洗いざらい話せる相手がいたら、
どんなに救われたことだろうなぁ。と、しみじみ思います。
自分の親にでも、話を聞いてもらうのは心配かけてしまいそうだし…。
お友達に話すにしても、洗いざらい全部話せるわけでもないし…。
旦那さんには育児の大変さを聞いてもらいたいけれど、
仕事で疲れて帰ってくると思うと、なかなか言い出しづらかったりします。
なのでなにも気兼ねなく、
そういった余計な心配をしなくてもいい人に、
ただ話を聞いてもらう。
ただひたすら愚痴を聞いてもらう。
それだけで、
随分救われるのではないかな…。と、
昔の自分に重ねながら、
一生懸命子どもを育てている、ため息まじりのお母さんに思うのです。
「本当はこんなに辛く子どもに当たりたくないのに…」
「私だって、かわいがってあげたい。でも思うようにいかないしできない」
「子どもの寝顔を見ると、罪悪感で涙が出る」
同じような思いを抱えているお母さんのために、
少しでも気持ちが解放できるよう
少しでも楽しく子どもと過ごせるよう、
どんなことでも気兼ねなくおしゃべりできる場所が
ここにあることを伝えていきます。
小さなお子様がいらっしゃると、
ひとりで出掛けたり、自由になる時間もあまりないと思うので、
そんな状況でもおしゃべりができるよう、
電話でお話しできるカウンセリングもしています。
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そして、こころが笑顔でいられるよう
こういうものをうまく利用しながら、
お母さんが幸せでいられるよう、お手伝いさせていただきます。
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