こどもに戻ればゴルフはグンと上手くなる
ゴルフの上達は、メンタル抜きに語ることはできません。
このコラムでは、「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えしています。
人のミスを喜ぶと‥
皆さまは、一緒にプレーしている人が良いプレーをすると、「ナイスショット!」「ナイスプレー!」、あるいは「ナイスイン!」などと声をかけるでしょう。
逆に、自分も「ナイス○○○!」と言ってもらえると嬉しいですよね。
しかし、良いプレーをした人が、スコアを競い合っているライバルだったらどうでしょうか?
「ナイスショット!」と声はかけるものの、内心「チェッ!」と思っていませんか?
相手のミスを期待したりはしていませんか?
特に、一進一退でスコアを競い合っているような場合は、相手のミスを思わず喜んでしまうような心理は分からなくはありません。
そかし、そのような相手の不幸を喜ぶ思考は、己のココロを「ノンフロー」にし、己のパフォーマンスを低下させてしまいます。
ノンフローとは、応用スポーツ心理学の用語で、物事のパフォーマンスが低下するココロの状態です。
一方、物事のパフォーマンスが高まるココロの状態が「フロー」です。
ゴルフでメンタリティーの高い人とは、何が起こっても己のココロをフローな状態に保ち、自身の能力を最大限に発揮できるゴルファーです。
応援するとココロがフローになる
人は、他人を応援するのが好きです。
野球ファンは、好きなプロ野球チームを一所懸命に応援します。
オリンピックでは、多くの日本人は日本人選手を応援します。
ワールドカップでは、普段サッカーを見ない人まで、日本代表の試合を観て応援します。
応援好きは、スポーツに限ったことではありません。
好きなアイドル歌手やグループを応援している人は、応援するあまり、同じCDを何枚も買ったりするそうです。
人は何故、身内でもない他人を、一所懸命に応援するのでしょうか?
それは、人を応援することでココロがフロー化し、それによって自分自身も元気になれるからです。
チームを応援しているチヤリーダーは皆、元気ですよね。
いつも人を熱く応援しているタレントの松岡修造さんも元気です。(これはキャラクターかも知れませんが‥)
ここで、ちょっとした心理テストをしましょう。
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アナタはプロゴルファーです。
そしてトーナメントで戦っています。
トーナメントの最終日。
アナタはもうすでにホールアウトしています。
そして、優勝争いをしているライバル選手の、最終ホールのパッティングを見守っています。
相手選手がこれを外すと、アナタの優勝が決まり、入れるとプレーオフという状況です。
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さて、アナタのココロは何を思うでしょうか?
「頼む!外してくれ!」でしょうか?
「入ったらどうしよう‥」でしょうか?
多くの人は、「頼む!外してくれ!」と思うのではないでしょうか?
しかし、一流のプロはそのようには思わないはずです。
「ベストを尽くして入れてこい!そしてプレーオフで戦おう!」と。
何故でしょうか?
この思考の差は何を意味するのでしょうか?
少々長くなったので、それは次回お伝えいたしますね。
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