お気楽ゴルフで、ダフリやトップを撲滅しよう!
ゴルフの上達は、メンタル抜きに語ることはできません。
このコラムでは、「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えしています。
ゴルフで大切な「イメージ」と「集中」
ご自身の技量では「とても出来ない」という無謀なプレーをした場合は別ですが、練習では問題なく打てるショットがコースでは打てなくなったり、普段のラウンドでは出ないようなミスが、コンペになると出てしまったりします。
その殆どは「メンタル」が原因です。(フィジカル面が原因であることも考えられます)
メンタルが原因でミスショットする場合、多くのケースで見られるのが、「未来に対する不安」でココロが揺らいだときでしょう。
「左右OBだ!曲げたらヤバイぞ!」
「バンカー越えだ!ザックリだけはしないように‥」
「残り2ホールをボギーで回れば100が切れる!」
このような思考が脳で働くと、まず間違いなくミスショットです。
「OBになる」「ザックリする」「100が切れる」は、どれも未来のことです。
未来を見て不安になり、気付かぬうちにココロがノンフローに陥り、本来持っている能力が発揮できなくなり、思いがけないミスを引き起こしてしまうのです。
メンタル力を高めるには未来は見ず、「今に集中する」ことが大切です。
また、ナイスショットを生み出すために「イメージ」がとても有効であることも、このコラムでお伝えしました。
これから打ちたいショットの弾道や打球音、手元で得られた感触など、五感を駆使してイメージします。
そして更に、そのときどんな気分であったのか、感情までも含めてイメージできれば最高です。
脳の中で一度リハーサルをして、「大丈夫だ」と脳をだましてやるわけです。
そのことで、成功の確率は格段に上がります。
必ず踏もう4つのステップ
そこで、こんな疑問が生まれます。
『イメージするのは「未来」のこと、イメージするのは未来のことを考えるのと同じで、「今に集中する」に反するのでは?』
確かに、これから打ちたいショットをイメージすることは、未来のことをイメージしているわけですから、そのとき思考は「今」ではなく「未来」に飛んでいます。
しかしこれは、自分にとって未来の「あるべき姿」や「なりたい自分」を考えているわけですから、これを考えることでココロがノンフローになることはありません。
むしろ、「なりたい自分」なわけですから、ウキウキ、ワクワク「ごきげん」な気持ちになれるでしょう。
しかし、「何時(いつ)」イメージするかは大切です。
実際にスイング動作に入ってから、これから打とうとするボールの弾道などが頭をよぎれば、思いがけないミスを生み出すことが考えられるからです。
コースでショットに入るときは、次の4つのステップを踏むようにしてください。
①左脳(論理脳)を働かせ、状況を分析し、どのクラブで何処に打つかを「判断」する
↓
②右脳(イメージ脳)を働かせて、決断したショットを「イメージ」する
↓
③イメージした通りのショットを打とうと「決断」する
↓
④打つことに集中し、ショットを「実行」する
それぞれのステップで、何をすべきかが重要です。
「実行」の段階で、未来のことが頭をよぎればミスをします。
大切なことは、4つのステップにおいて全力でそれを行うことです。
状況判断するときは全力でそれを行う。
イメージするときは全力でイメージする。
決断するときも全力で決断する。
そして打つときには全力で打つことのみにに集中する。
「今に集中する」とは、そういうことです。
「判断」「イメージ」「決断」「実行」の4つのステップをしっかり踏んで、コースでナイスショットを連発してください。
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