こどもに戻ればゴルフはグンと上手くなる
■無理なスイング作りはナンセンス
「肩を回さなきゃ‥」「脇を締めなきゃ‥」「腰を回さなきゃ‥」と、カラダを無理に動かしてスイングを作ろうとしている人を見かけます。
しかし、このように無理をしてスイングを作ろうとするのはナンセンスです。
なぜなら、無理をすればする程、運動のコーディネーション性(スムーズに動かそうとする能力)が損なわれ、ロボットのようなぎこちないスイングになってしまうからです。
このようなスイングでは、到底ナイスショットは望めません。
ゴルフスイングは、カラダにもココロにも負担をかけない「ストレスフリー」であるべきです。
ここで言う「フリー」は「Free」で、「○○がない」「△△から解放されて」という意味です。
「バリアフリー」は障害がない。「デューティーフリー」は関税がない(免税)。これらと同じ使い方です。
ストレスフリーなゴルフスイングとは、無理して肩を回そうとか、無理に脇を締めようとなどとすることなく、カラダにストレス(負担)を与えないスイングです。
また、「○○しなければ‥」という思考は、ココロにもストレスを与えます。
ストレスフリーなゴルフスイングは、このような思考からも解放され、ココロにもストレスを与えないスイングです。
■阻害要素を排除すればゴルフは易しい
だからといって、肩が回らなくてもよいと言っているわけではありませんし、脇が締まらなくてもよいと言っているわけでもありません。
まずは、肩が回らない原因、脇が締まらない原因、つまりスイングを妨げる「阻害要素」を知り、それを取り除くことが必要です。
例えば、関節の使い方が間違っていると、回るものも回らなくなりますし、締まるものも締まらなくなります。
また、スイングに必要な筋肉がコリ固まり、スムーズに動かすことができない状態では、やはりこれも難しくなります。
これら「阻害要素」を放置し、ただ単に根性論で「回わさなきゃ」「締めなきゃ」とするのはナンセンスです。
「無理をしなければ回らない」「頑張らなければ締まらない」は、その状態自体が不自然で問題といえるのです。
逆にいえば、スイングを妨げる「阻害要素」を取り除きさえすれば、誰でもストレスフリーなスイングは実現できます。
例えば、ストレッチ運動で肩甲骨周辺の筋肉のコリを解消し、肩関節の可動域を広げる。パワーバランスという運動補助器具で効率的な関節の使い方を体感し、カラダに覚え込ませるよう反復練習する。などです。
皆さんのゴルフの上達を妨げる「阻害要素」は、皆さんを指導しているインストラクターが一番良く知っています。各スクールのインストラクターから的確な指導を受け、ストレスフリーなスイングを習得してください。
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