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ゴルフの一打一打は、すべて「イメージする」→「決断する」→「実行する」と3つのステップを踏んで行います。「イメージ」という頭の中での作業から、「実行」という実際のショットに移行する際、大切なステップが「決断」です。
前回は、この「決断」についてお伝えしました。今回は、「決断」をするときの4つのポイントをお話したいと思います。
(ポイント1)直感的にパッと決める
いわゆるフィーリングです。これは以外と信頼できるものです。
グリーン方向に大きな木が立ちはだかっているシーン。木の右からフックで攻めようか、左からスライスで右に回してこようか、はたまた低いボールで木の枝の下を抜いていこうか‥。
色々な攻め方が考えられますが、このような時、最終決定は直感に委ねましょう。
どこが安全でどこが危険なのか、ホール全体の状況やグリーンの状態など、情報収集はしっかり行うことは必要です。その上で、最終的には直感で決めることが大切です。
「何となく行けそうだ」と根拠のない理由でもOKです。あれこれ考えず、決めるときはにパッと決めましょう。
(ポイント2)楽観主義でOK
仮に誤った決断をしたとしましょう。しかし、そのことが原因でこの世が終わることはありません。
命を取られることもありません。成るように成るものです。
肩の力を抜いて気楽にいきましょう。その方が、思考能力が向上し、良い決断ができるものです。
(ポイント3)一番大切なモノは?
一番大切なモノ(コト)、イコール「本来の目的」です。これを見失ってはいけません。
ゴルフの場合、「できるだけ少ない打数でカップに入れる」が本来の目的です。
そのことを見失い、例えば、単に飛ばすことだけを優先させた決断をすることは本末転倒な結果を招きます。
(ポイント4)自分の決断を信じる
昔から「信じる者は救われる」といいますが、信じることで決断したことを成し遂げるエネルギーが沸くものです。
ゴルフでも、自分の決断が間違いではないと信じてプレーするのと、そうではないのとでは、結果に大きな差が生じます。そもそも、自分の決断を疑っているうちは決断したとはいえないでしょう。
なぜなら、疑っているうちは「迷い」も「不安」も断っているとはいえないからです。決断とは、決めて断つものです。迷いや不安は一掃し、自信を持って決断をしましょう。
いかがでしょうか?ゴルフには、決断力が求められます。逆にゴルフによって決断力を磨くことができます。
決断を迫られるシーンをネガティブに捉えず、決断力を磨くチャンスだと考え、ポジティブに受け止めましょう。ピンチはチャンスなのです。
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