人の幸せを喜ぶと自分も幸せになれる

小森剛

小森剛

テーマ:モチベーションアップ

人間の思考と感情はお互いに影響しあっています。良い思考は良い感情を生み、良い感情は良い思考を生みだします。
良い思考は、物事のパフォーマンスを高め、良い結果をもたらします。結果が良ければ、モチベーションも上がり、次なる行動への原動力となります。

つまり、モチベーションを維持向上させるには、「良い感情」が不可欠というわけです。良い感情とは、ウキウキ、ワクワク、幸せ、大好き、嬉しい、楽しい‥といった感情です。

人間の脳には「ミラーニューロン」という脳内神経細胞があります。ミラーニューロンは、他人の行動を見た時、それがあたかも自分の行動のように認識します。
ニコニコしている人を見ると、自分まで楽しい気分になったり、悲しんでいる人を見ると、自分も悲しい気分になったりするのは、このミラーニューロンの働きによるものです。人間特有の「共感する」という高度な脳の働きです。

先程、良い感情は物事のパフォーマンスを高め、モチベーションの維持向上にも役立つことを述べました。であれば、幸せな人を見たり、楽しそうな人のそばにいたりすると、ミラーニューロンの働きにより、自分も幸せな気分になり、物事のパフォーマンスを高めることができます。

その一方で、人の幸せを妬たんだり、羨んだりする人がいます。
良い感情は、物事のパフォーマンスを高めますが、ネガティブな感情は、物事のパフォーマンスを下げ、モチベーションをも低下させてしまいます。
「妬む」や「羨む」といった感情はネガティブです。ですから、人の幸せを妬たんだり、羨んだりする人は、みすみす自身のパフォーマンスを下げる結果となってしまいます。
このような人間は、ゴルフにおいても仕事においても、何においてもけして成果を上げることはできないでしょう。

人の幸せを心から喜べる人は、自分も幸せになれると思います。幸せのお裾分けが得られるのです。そして、そのような人が多くいる組織やグループでは、幸せが伝播し、皆が幸せになっていきます。

私は、当ゴルフスクールを幸せが飛び交うゴルフスクールにしたいと考えています。
皆さま、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

【著書紹介】
『仕事がデキる人はなぜ、ゴルフがうまいのか?』

著者:小森 剛
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小森剛
専門家

小森剛(スポーツインストラクター)

有限会社ゴルフハウス湘南

一般ゴルファーへのレッスンのみならず、ゴルフ指導者への指導やゴルフスクール経営支援、セミナーでの講演やゴルフ雑誌への連載執筆など幅広く活躍。またゴルフ以外のスポーツ選手のコンディショニング指導も行う。

小森剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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