こどもに戻ればゴルフはグンと上手くなる
モチベーションアップ術のコラムで、「気づき力」を高めることで物事への関心を高めることができ、あらゆる事でのモチベーションを高めることに繋がることをお伝えしました。
この「気づき力」は、ゴルフにおいてミスショットを撲滅するためも必要な要素です。
以前、ゴルフには「情報収集」が不可欠であることをお伝えしました。必要な情報は、ピンまでの距離や地形の高低差、風、ボールのライなど‥。その為に「後始末」ならぬ「前始末」が大切であることや、情報収集に必要な時間を作るために「速く歩く」「迅速にプレーする」ということが、大切であることをお伝えしました。
そして、情報収集に必要な能力、それが「気づき力」です。
同伴競技者のショットを見て、風の状態に気づく。フェアウェイ上のボールの跳ね具合を見て、傾斜や地面の硬さに気づく。グリーン上のボールの転がり具合を見て、正しいラインに気づく。といった具合です。
また、情報収集のための「気づき」だけではなく、同伴プレーヤーに対する「気づき」も必要です。気づきというより「気配り」といった方がよいかも知れません。
初心者にありがちな光景です。自分のボールを探すのに夢中で、同伴プレーヤーが打とうとしていることに気づかない‥。そしてボールを見つけたとたん「あった!あったー!」と大声。同伴者は思わずザックリ‥。
ゴルフでは、他人に迷惑をかける行為は許されません。そして、他人に迷惑をかける行為は必ず自分に返ってきます。そうなると、よい結果が生まれることはまずありません。
よく気づく人は、プレーの進行もスムーズです。同伴プレーヤーの行動と歩調を合わせ、今自分がすべき行動が分かるからです。プレーの進行がスムーズであれば無駄が無くなります。無駄が無くなれば時間的な余裕も生まれ、ミスの確率もグッと減ります。
いかがでしょうか?「気づき力」を高めることは、ゴルフに限らずあらゆる事にプラスに働きます。是非心掛けてください。
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