ミスショット撲滅法⑩ 「ゴルフフィットネスのすすめ」

小森剛

小森剛

テーマ:ゴルフ上達法

ゴルフは、いかにナイスショットを打つかを競うのではなく、いかにミスを減らせるか?を競うゲームです。コースレッスンなどで生徒さんのコースプレーを拝見すると、「これではミスして当然」というシーンが多々あります。
ミスして当然のプレーとはどのようなものでしょうか?また逆に、ミスを極限まで減らし、最高のパフォーマンスを引き出すことができるプレーとはどのようなものでしょうか?
このコラムではミスショットを撲滅する方法をお伝えします。

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よく生徒さんからこの様な質問を受けます。
「ここ(レッスン)では上手く打てるのに、ひとりで練習に行くと全然打てないんです。どうしてでしょうか?」と。
プレッシャーのかかるコースならいざ知らず、何のプレッシャーもかかっていない練習場で、どうして打てなくなるのかが分からないというのです。
そこで私はすかさず尋ねます。「練習する前に、いつもやっているような準備運動はやっていますか?」と。すると、大概やっていないか、軽く手足を回すだけ‥といった返事が返ってきます。つまりこの方は、まだコンディショニングの必要性を理解されていないのです。

当ゴルフスクールで、レッスン前に必ず行うゴルフフィットネスは、身体バランスを整え、動きにくい身体を動きやすくする効果的な方法です。これを施さず、動きにくい身体のまま練習をしても、満足のいくショットが打てないのは当たり前です。

人間の身体は、206本の骨と600を超える筋群で支えられています。全身運動であるゴルフスイングでは、そのすべてが働きます。
ところが‥現代人の身体は、生活の利便性やストレスにより歪んでいます。まったく歪みのない、理想的な身体の持ち主は99%いないでしょう。その歪みにより、本来持っている能力が発揮できていない。つまり、ゴルフスイングがスムーズにできない身体の状態になっているのです。
それを解消し、本来持っている能力を可能な限り引き出し、ゴルフスイングをやさしくするための方法がゴルフフィットネスです。

勿論、これはコースをラウンドする時も同じです。必ず楽体とパワーバランスの運動を最低20分は行い、身体を効率的に活性化し、楽にゴルフスイングができる身体の状態にしましょう。
怪我の防止といった意味からも重要です。

多くのツアープロも実践しているゴルフ・フィットネス。まだ知らない方は、当社が運営する、お近くスクールで体験なさってください。

▽スクールの詳細はこちらです▽
http://www.golf-house.jp/

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小森剛
専門家

小森剛(スポーツインストラクター)

有限会社ゴルフハウス湘南

一般ゴルファーへのレッスンのみならず、ゴルフ指導者への指導やゴルフスクール経営支援、セミナーでの講演やゴルフ雑誌への連載執筆など幅広く活躍。またゴルフ以外のスポーツ選手のコンディショニング指導も行う。

小森剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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