モチベーションアップ術(28) 「文書化する」

小森剛

小森剛

ゴルフに限らず、自身のモチベーション(=やる気)は、物事の成果や継続する力に大きく影響します。このコラムではモチベーションを維持・向上させるためのポイントをお伝えしています。

モチベーションは、最初に高めることはそれ程難しいことではありません。最初に高まったモチベーションを、目標達成までいかに維持し続けるかが重要であり、難しいものなのです。

なぜでしょうか?理由のひとつは、人間は忘れる動物だからです。
程良く忘れるから良いこともあるのですが、未来への成功イメージを忘れてしまうと、モチベーションは維持できなくなり、その成功イメージは実現しません。明確に、いつもイメージし続けられれば、かなりの確率で実現するでしょう。

もうひとつの理由は、他の情報に埋もれてしまうことです。
現代は情報過多の時代、毎日たくさんの情報で溢れています。頻繁に来るメール、ガンガンなる携帯電話、インターネットで調べ物をするのはよいのですが、あまりに情報が多いため今知らなくてもよい情報まで入ってきてしまう‥。それら情報で溺れてしまい、ついつい自分を見失ってしまいます。

自分を見失わないため、ブレないため、そして忘れないためによい方法は「文書化」することです。
以前お伝えした「記録をつける」と同じようですが、今回の「文書化」は、未来の「成功イメージ」や将来の「あるべき姿」を文書にするだけで結構です。

ゴルフスイングで「軸」をブラさないことはとても重要です。
それと同じで“考え方”の軸をブラさないことはモチベーションに維持にはとても重要です。そしてブレないためにも「文書化」し、いつも意識し続けることはとても有効だと思います。

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小森剛
専門家

小森剛(スポーツインストラクター)

有限会社ゴルフハウス湘南

一般ゴルファーへのレッスンのみならず、ゴルフ指導者への指導やゴルフスクール経営支援、セミナーでの講演やゴルフ雑誌への連載執筆など幅広く活躍。またゴルフ以外のスポーツ選手のコンディショニング指導も行う。

小森剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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