熱中症にならないために~猛暑日のゴルフで気をつけること~
ゴルフに限らず、モチベーション(=やる気)は物事の成果に大きく影響します。
東日本大震災で考えるモチベーション維持・向上のポイントをスポーツ心理学の観点からお伝えします。
過去に例を見ない規模の地震とそれによる津波が発生し、東北、関東を中心に甚大な被害をもたらしました。予期せぬ困難がやってくると、人は心にとてつもない「揺らぎ」と「捉われ」を起こします。
スポーツ心理学では、この「揺らぎ」と「捉われ」の心理状態をノンフローといいます。ノンフローになると物事のパフォーマンスは著しく低下します。ゴルフではミスショットの原因となりますし、あらゆる物事のモチベーションは下がってしまいます。
一方、ワクワク楽しく、物事に集中している状態で、最高のパフォーマンスが発揮できる心理状態をフローといいます。心がフロー化するとモチベーションも上がりますし、ゴルフでは素晴らしいプレーができるでしょう。
そして、ノンフロー状態から脱却し、心をフロー化するスキルを「ライフスキル」といいます。
地震や津波、原発問題といった、これまでに経験したことのない事態が予期せずに起こったことで、多くの人々の心がノンフロー状態になってしまいました。
元々人類は「揺らぎ」「捉われ」の状態では生きることができません。ライフスキルは生命維持のために必要な脳の機能だったのです。
ところが、文明の発達により、人類は便利でいかなる状況でも命の心配をしなくても生きられる世の中を築いてきました。それに伴い、人類はライフスキルの機能を低下させてしまったのです。
現代は「揺らぎ」「捉われ」といったノンフロー状態で、生命はあるものの、そこそこで生きてしまっている人たちが少なくないのです。
今回の震災のような、誰もが予想しえない困難が立ちはだかると、心をフロー化するライフスキルはとても重要になります。
そして、スポーツでもビジネスでも、成功している人は皆例外なくライフスキルを働かせることに長けています。
私のゴルフ指導では、身体バランスを整えることでゴルフの上達を図るレッスンを行なっていますが、心理学や脳科学の観点からゴルフの上達をサポートするアドバイスもさせていただいております。
興味のある方は、是非お越しください。