「AC」という言葉を再考するという課題に取り組んでいます。

明石郁生

明石郁生

テーマ:ACカウンセリングの臨床現場から



このところ学会で発表したい課題についてまとめているので、こうしたことをシェアしようと思いました。DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引き(米国精神医学会,日本語版用語監修 日本精神神経学会,医学書院,2014.)は、お医者さんと共通言語をつかってクラインアントさんの状態を共有しようとするときに使います。ACという言葉は診断基準ではないので、こうした基準が必要になるわけです。

けれど、こうした分類と診断基準とは、設計的で分類的な面が強調されるため、カウンセラーがお会いさせていただいているクライアントさんの人間像、全体像を伝えるのはほんとうは難しいのです。

私たちカウンセラーは、ACという言葉を再考することで、クライアントさんという人間の生々しさ、悩みのみずみずしさなどを見ることを試みたいのです。

その試みは、「私たちの個々の人生」を生産性や効率性、合理性の観点ではなく、この世界との関係性、時間の流れとして見ることを可能にするのです。

そのために「AC」という言葉を再考するという課題に取り組んでいます。
https://ikuoakashi.jp/ac-intelligence/


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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

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